二酸化炭素除去に取り組むプロジェクト『Nori』にジョインしました

はじめまして。F太郎といいます。 この度Noriという、ブロックチェーンの技術を利用して二酸化炭素除去に取り組むプロジェクトの日本コミュニティマネージャーとなりました!そこで、Noriのことを皆さんに知っていただくために、Noriに関する記事を書いていくことにしました。

今回は初回ということで、私の自己紹介とNoriにジョインするまでの話を中心に書かせていただきます。大したことは書いていませんが、読んでいただけるとうれしいです!

自己紹介

まずは簡単に自己紹介させていただきます(ここは飛ばしても大丈夫です笑)

  • 千葉在住、大阪出身の30代半ばの普通のサラリーマン(ほぼ在宅勤務)

  • 大学院の専攻は生物学で、現在は農業資材に関わる仕事

  • 暗号資産(以下クリプト)には2017年から投資を開始

  • 当初はクリプトの技術的な部分に興味はなく、ただの投機対象と見ていたため、冬の時代はクリプトから離れ子育てに専念

  • クリプトの環境への影響が騒がれ始めてきた頃に、環境負荷が低いプロジェクトに興味を持ち始め、FlowやPolkadotなどに投資

  • PolkadotのパラチェーンでもあるNodleのビジョンに共感し、2021年より日本アドバイザーとして活動中

以上のように、それなりの期間はクリプトに関わっていますが、コードを読んだりプロトコルへの深い理解などはないので、クリプトレベルは低めだと思っています。

ReFiを知る

クリプトについて、DeFiやNFTにも触れてきましたが、基本的に投機の側面が強いと感じ、深く関わりたいと思えるプロジェクトはそう多くありませんでした。

しかし、今年の3月に、Twitterを見ていたところ、衝撃を受ける記事と出会います。それはFracton Venturesさんが執筆した以下の記事です。

それはReFi(Regenerative Finance)という、ブロックチェーンの技術を利用して世界規模の環境問題や社会問題の解決を試みる領域に関する記事でした。

子供が生まれたころから、めちゃくちゃ暑い夏の時期になると、「このまま温暖化が進んだら、子供が大人になった時とか大丈夫かな」と何気に地球の環境問題が気になり始めていました。

そして、電気とかテレビをこまめに消したりするようにはしていたのですが、調べてみるとそんなレベルではどうにもならないくらい二酸化炭素濃度の上昇・地球温暖化が進んでいることもわかり、「これは我々の代で何とか手を打つ必要があるな・・・」と考えるようになりました。

そこで、このクリプトで環境問題に取り組むReFiと出会い、まさに自分がこれから取り組みたい領域だと確信しました。

ReFiを調べてみたが・・・

さて、ここで志が高く、実力のある方は、自分でプロジェクトを立ち上げるという選択肢もあるのでしょうが、自分の場合はそれはなく(安定した生活が一番!笑)、既に立ち上がっているプロジェクトに参加することを考えました。そこでReFiプロジェクトを調べましたが、Web3 climate mapというReFiプロジェクトがまとめられたマップを見ても120以上のプロジェクトがあり、どのプロジェクトに参加するのが正しい選択なのか判断できず途方に暮れていました。

記事投稿時のWeb3 climate mapの全体図
記事投稿時のWeb3 climate mapの全体図

Noriとの偶然の出会い

そして、またTwitterを眺めていたところ、以前別プロジェクトでお世話になったアメリカの方がNoriというプロジェクトに転職したことを偶然知りました。

その時はNoriについて全く知らなかったのですが、調べてみると正に自分が求めていた気候変動と戦うReFiプロジェクトであることが分かりました。

Noriを簡単に説明すると、リジェネラティブ農業(環境再生型農業)で大気中の二酸化炭素除去に取り組む農家と、カーボンオフセットを希望する企業や個人とを、ブロックチェーンの技術を利用してつなげるマーケットプレイスを運営するプロジェクトです。

具体的には、Noriは基準をクリアした農家へNRT (Nori Carbon Removal Tonne) という「10年間にわたって二酸化炭素を1トン分除去できる」ことを1単位としたクレジットをNFTとして発行します。そしてカーボンオフセットしたい企業や個人は「NORI」という独自の暗号資産を対価にNRTを購入することができます。

NRTは売れた時点でBurn(焼却)されるため、同一のNRTの売買は起きず、二次流通におけるカーボンクレジットのダブルカウント問題が解消されます。

2022年開始予定のNori Marketplaceのイメージ図
2022年開始予定のNori Marketplaceのイメージ図

長らく待って・・・ついにNoriにジョイン!

早速Noriに転職したアメリカの方に連絡をし、何かNoriのお手伝いができないかを確認しました(3月末)。ちょうどその方もNoriに入ったばかりで、しかもNoriもトークン発行とマーケットプレイスのローンチを控えており、世界各地でイベントを開催していた忙しい時期だったこともあり、中々話は前に進みませんでした。(いけるんじゃない?みたいな感じで言われていましたが)

そして6月にNoriのDiscordが開設し、そこに日本語サーバーも作られました。Noriは、Move to Earnの先駆けで、日本でも大人気のSTEPNとパートナー関係にあり、STEPNは収益の一部で継続的にNRTを購入し、二酸化炭素除去に貢献しています。

そのためNoriはSTEPN愛好家の方たちによく知られており、最初から多くの日本の方がDiscordに参加されていました。そして、初期に参加した方にEarly AdopterのロールやNFTの配布、紹介キャンペーンなども行われており(いずれも既に終了しています)かなり盛り上がっていました。

そこでいよいよお声がかかるか!と思いましたがやはり進展はなく、「もしかしてダメなのか・・・」と考え始めました。

ところが8月のお盆休み中に急にNori側から「手伝ってもらいたい内容を話すからwebミーティングしましょう!いついける?」と連絡がありました。そこからはトントン拍子に話が進み、8/17より日本コミュニティマネージャーとしてジョインしました!

今後のNoriでの活動

Noriの活動は主にDiscordの日本語サーバーの管理をしつつ、日本でのAMA開催のサポート、Twitter、Mirror(この記事サイト)での日本語の情報発信をしていく予定です。Twitterのフォロー、MirrorのSubscribe登録をしていただけるとうれしいです!

直近の重要なイベントとしてはNORIトークンの発行イベントが控えており、その詳細についてはしっかりとお伝えしていきます。

また将来的には、日本で行われている二酸化炭素除去活動に、Noriが関わっていけるような仕組みづくりも考えていければと思います。

以上、まだまだReFiもNoriもわからないことだらけですが、皆さんと一緒にクリプトを楽しみつつ、環境問題についても考え、少しでも地球環境の改善に取り組んでいければと考えています!

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Noriのオリジナルキャラクター。Noriは二酸化炭素を吸収する藻類の総称、海苔(のり)が由来とのこと
Noriのオリジナルキャラクター。Noriは二酸化炭素を吸収する藻類の総称、海苔(のり)が由来とのこと
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