僕は「未来の自己啓発」がどんなものになるかについて、とても関心があります。
そう思うようになった経緯についてザーッと描いてみる。
最近はより一層、世の中の変化を感じるようになりました。
サウナやお店でたまたま居合わせた方が暗号通貨についての話をしていたり、叔父がWeb3やNFTについて勉強しているだけでなく、それをどう活用するかまで思考していたり・・・
これまでNFTや暗号通貨について勉強したりしている人はごく一部でかなり情報感度の高い層だと感じていましたが、どうやらそうでも無くなってきた感がします。
2022年は、このWeb3版ブログのMillerだったり、新しいレイヤーのサービスが一気に普及できるような下地が整う年になるんじゃないかなぁと。
で、これからはより一層変化が激しくなるエクスポネンシャルな時代がやってきます。1次関数的ではなく、指数関数的な変化です。
Web3, NFT, Blockchain, 5G, IoT, ドローン, XR(VR/AR)などなど、デジタル/バーチャルな領域と物理的な領域が相互に掛け算しあって発展していく。それも急速に。
さまざまな領域で【イノベーション×イノベーション×イノベーション…】みたいなことがおこります。
テクノロジーによって、さまざまな課題が解決されていく時代の幕開けです。同時に、それぞれに付随した課題も出てくるとは思うのですが、またそれも解決されていくのかなと。
すごくワクワクしますね。
上記のような時代に変化を起こすテクノロジーにも興味があるのですが、世の中が変わった時に人々が何に向き合うべきか?という事柄に強く関心があります。
それを端的に表現した言葉が**「未来の自己啓発」**です。
例えば、AIなどのテクノロジーに任せた方がよい仕事(経理や運転など)が完全に人間がしなくてもよくなったり、ベーシックインカムによってある程度働かなくても経済的に困ることがなくなった時、人々は教養としてどんなスキルを身につけるべきかという課題です。
どんなに世の中が変化しても、必要となる力はなんでしょうか?その答えは心の領域にあると考えます。
・自分の好きな事や才能をつくる,見つける力
・他者からの承認や抑圧に屈することなく、内発的動機を大事に生きれる力
・小さな幸せに気づく力
・心身を健康に保つ力
・自分の理想の状態を描く力
・変化に柔軟に対応する力
・他者とより良い関係を築く力
これらはどんな時代でも変わらず必要となるのでは無いかなぁと。
僕のwantの1つである「教える」とこの領域を掛け算して、変化の激しい時代でも生きていける人間を育むための未来の自己啓発を世の中に広げていきたいと思います。
今、NPO法人ひとまきという「何度でも生き方を選ぼう」というスローガンを掲げて若者のキャリア支援を行う団体を運営しています。
具体的には、主に20代が抱える「このままでいいのかな?」という漠然とした未来への不安感や、「蓋をされた理想」と「不本意な現状」を生み出した他者から抑圧される人生を生きる苦悩を取り除くために、瞑想とアートとコーチングを織り交ぜた滞在型プログラムを行っています。
大好きな大自然に囲まれた環境で若者たちを受け入れ、人生の変化を生み出すための居場所を提供する。
これは僕のやりたい事ではあるのですが、NPO法人という組織の枠組みの中でこれらを行っていく違和感を徐々に感じるようになってきました。(個別具体的な理由は色々あるのですが、この場では省きます。)
まず自分自身が自然体で素直に生きる。現状に満足するのではなく、理想に向かって変化をし続ける。これを体現することが、今の活動で向き合っている若者たちにより良い影響を与えられると信じています。