RANDOM SOUND COLLECTIVE(RSC)が主催するSong Writing Camp「い」を2022年3月21日〜23日で開催します。
Song Writing Campとは、アーティスト、プロデューサーが集まり、短期間で集中して、楽曲制作を行うキャンプのことです。
今回、RSCはSong Writing Camp「い」を通して制作した楽曲をNFTとして販売する予定です。
この「い」では、楽曲を制作することに加えて、web3の可能性をアーティストがどのように活かしていくかを明らかにしていくことを目的としています。
NFTに販売にあたり、考えたこと、工夫したことをコミュニティに公開し、web3に挑戦したいアーティストや音楽関係者にとっての学びを深めていくことを狙いとしています。
2021年から欧米のアーティストを中心に、音楽NFTを活用した新しい資金調達のモデル、創作の自由の獲得、ファンとの新しいつながりなどが生まれています。
私達は音楽NFTを中心とするweb3の技術・仕組みを活用することで、アーティストは大きなチャンスを得られるのではないかと考えています。
ニュースやTwitterなどのソーシャルメディアでNFTのことを知ってはいても、どこか自分とは縁遠い世界だと感じているアーティストの方も多いのではないでしょうか。
RSCはアーティストを第一に据えて、web3による変化を後押しし、アーティストが経済的な制約から開放され、創作活動に集中できる状態を作りたいと考えています。
その実現に向けて、私達は下記の目標と問いを掲げています。
すぐに答えの出るものではありません。各アーティストによっても正解は異なると思います。
RSCのコミュニティのみなさんと一緒に考え、実験し、探索を続けていきたいと思います。
参加アーティストは、RSCの創業メンバーの1人でもあるTomoki KiuchiとCJ Liの2名です。
NFTのデジタルアートが高値で落札されたというニュースを目にし、Twitterのアイコンに猿、ドット絵やアートが増えてきたと気づいたのが昨年の夏。
友人から、「音楽NFT、面白いよ」と連絡がきたのが昨年の秋。
欧米のNFTを活用したアーティストが自分の楽曲を数百万円で販売したというニュースを見て、調べ始めました。
ETHを購入し、Metamaskを作成して、はじめてNFTのアートを買いました。
音楽NFTのプロジェクトのDiscordに参加し、アーティストとファンやコレクターとのリアルな会話を目にしました。
私はこの経験を通して、web3を活用することで、持続可能な形で創作活動ができるのではないかということに気づきました。
20年以上の経験を通して感じてきた音楽業界が抱える様々な課題を、web3を活用することで解決できるのではないかと感じています。
しかし、音楽関係者の多くは私を含めて、どんな世界かわからず、動き出せてない。
そこで私は、自分自身で実際にこの世界を泳いでみることで、これからWeb3に飛び込むアーティストの指針になりたいと思い、RSCの活動を開始しました。
その中で下記の疑問を明らかにしていきたいと思います。
- web3でどのような活動をすればいいのか
- アーティストとして音楽NFTをなぜやるのか
- web3の活動に必要な技術、マーケティング、コミュニティ運営はどうすればいいのか
- 従来の音楽活動にNFTをどう組み合わせていけばいいのか
- アーティストDAOとはなにか?どう運営していくのか
- web3でファンとアーティストの関係はどう変わるのか
今回のCampだけでは、答えきれない問いです。
一人の音楽家として、そこにチャレンジしてみたい。そう思います。
また、このソングライティングキャンプで楽曲が出来上がっていく様を見てもらうことで、より愛せる作品になることを期待します。
Song Writing Campでは、それぞれがコラボし、得意な分野を持ち寄りきっと参加者全員が想像し得なかった化学反応を体感する。
その瞬間を一緒に感じて欲しいのです。
アーティストがファンに望むことの一つとして、「共感」があります。自分の表現を分かちあえるファンと過ごす時間は特別です。
私はアーティストがweb3に挑戦するのをサポートしていきたいと強く思っています。
いい作品を作りたいと思います。応援よろしくお願いします。
3月21 - 23日 Song Writing Camp
4月 NFTの販売方法の検討、開発
5月 NFTの発売
詳細は今後発表していく予定です。
Twitter、Discordで情報を発信していくので、ぜひチェックしてください。
3歳からピアノ、15歳から楽曲制作やバンド活動を始める。バンド、ソロアーティスト活動を経て音楽プロデューサー、作詞家、作編曲家として活動中。
バンドとクラブシーンで培ったハイブリッドなサウンドと独特なトップラインでアーティストや、映画、映像作品、ショーなどへの楽曲提供をする中、2020年からは若いアーティストとの作品作りに力を入れ、手掛けた曲達はYoutubeだけで2000万再生にのぼる。
アーティストにマッチした若い世代の心を掴める作品作りを心がけている。
またシンクマスターとしてのコンサートサポートでは3万人規模のライブのステージもこなし、自身の主宰するレーベル「WE GOT MUSIC」で海外クラブシーンへの進出など、音楽エンターテイメントにおける総合的な活動も展開中。
「世界人の中の日本人としての世界に誇れる音楽活動」をテーマに世界中で愛される可能性を秘めた活動に取り組んでいる。
2021年より再生数やプラットフォームに依存しないWeb3における音楽活動の可能性を感じ、「RANDOM SOUND COLLECTIVE」と連携し、最先端の音楽シーンの構築に取り組んでいる。
CJ Liはカナダ出身のポップシンガーソングライター。
バンクーバーで活動していた時代には、ソロアルバム「What If」と「Music in My Soul」の2枚をリリース。YouTubeに投稿された彼女の映像再生回数は100万回を超え、2010年バンクーバー冬季オリンピックでの演奏経験がある。
そして2012年、彼女の音楽活動の場は、自然溢れるバンクーバーから、大都会 東京に移る。現在、CJは日本でトップアーティストになるという大きな夢を実現するためにライブを中心に活動。
ステージ上では、アコースティックギター、ループマシン、ピアノを駆使し、ポップでキャッチーな曲やセンチメンタルなバラードなど「愛と人生の難題を乗り越えること」をテーマに今日も歌い続けている。