RANDOM SOUND COLLECTIVEもっとクリエイティブな世界を

RANDOM SOUND COLLECTIVEとは

RANDOM SOUND COLLECTIVE(以下、RSC)は、web3の可能性を信じ、音楽を愛する人々の集合体です。web3における実験を意欲的に行い、web3の世界に挑戦したいアーティストを支援することを目的に設立されました。

音楽プロデューサー、ミュージシャン、起業家、デザイナー、エンジニアなどの音楽を愛し、web3の可能性を信じるメンバーが集まっています。

Non Fungible Token(以下、NFT)、Decentralized Autonomous Organization(自律分散型組織、以下、DAO)などのweb3で可能になった技術や仕組みを用い、実験を行いながら、アーティストが持続的な創作活動をできる世界の実現を目指しています。

もっとクリエイティブな世界を創る

アーティストが自分の表現したいものを、なんの制約もなく、表現できるようになったとしたら、何が起こるのか。

世界はもっとクリエイティブになります。

インターネットの出現、発展により中間で搾取する事業者が淘汰されているように見えましたが、実態は中間で搾取している事業者が代わっただけでした。

RSCは、音楽業界における課題を下記のように考えています。

音楽で稼ぐことができない

現状は、大半のアーティストは音楽で稼ぐことができません。 SpotifyやApple Musicなどのストリーミングで生計を立てられるのは一部の超有名アーティストのみです。2019年と2020年のデータによると、ストリーミング収益の90%がアーティストの上位1%に送られます。

各アーティストが金銭的な不自由から開放され、自分の表現したいものを創ることができたら、もっと多様な作品が世界には溢れていくでしょう。

文化が育たない

音楽それ自体で稼ぐことができないため、楽曲の制作予算は削減され続けている。 制作時間、スタッフ数も最小限にして制作することが多いです。

そのため、アーティストは優秀なスタッフから学ぶ機会が減り、少ない収入のため、リリースの数を多くしないといけないため、才能を削っています。

本当は、創作活動に十分に時間をかけ、試行錯誤を繰り返し、悩みながら作品を創りたい。RSCは、真に自分の作品を追求できる環境を提供することを目指しています。

自由な創作活動が阻害されている

プラットフォームやトレンドに合わせた創作活動を行わないといけない状況が増えています。例えば、ストリーミングに最適化し、1分でサビが来る曲が多くなっていたりするんです。

リスクの高い挑戦はなかなか試しにくく、結果が見えやすいものばかりやるようになっています。

RSCは、一見リスクの高そうなアイディアにもアーティストがトライできるような体制、資金的なサポートを行っていきます。

音楽NFTにより持続的な創作活動が可能に

プラットフォーム別のクリエイターの収益
プラットフォーム別のクリエイターの収益

既にEthereum上のクリエイターの収益は2021年で35億ドルと非常に大きな規模に成長しています。

実際に、音楽NFTにおいても、Snoop Dog、Mike Shinodaなどの大物アーティストだけでなく、Daniel AllanIbn Inglorなどの中堅アーティストが音楽NFTを活用し、コミュニティを築き、活動資金を獲得しはじめています。

音楽NFTとは

音楽NFTとは、ミュージシャンが自分の楽曲をNFTとしてリリースすることです。

ミュージシャンは、実際の楽曲とそのソースファイルをNFTとして作成し、NFTの購入者に提供します。NFTの購入者が得るのは楽曲とソースファイルのコンテンツ自体の所有権です。二次流通のマーケットプレイスで転売も可能です。

現状の大半の音楽NFTは原盤権、ロイヤリティ権、出版権、ライセンシング権も含まれていません。(例外 Royalではストリーミング収入のロイヤリティを分割しNFTにして販売している)

音楽の評価方法が変わる

音楽NFTによって、音楽の評価方法が劇的に変わります。

今は、Apple MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスでの再生回数が評価指標です。

しかし、音楽NFTによって音楽はアートと同じように評価されるようになりました。 このアーティストの作品が好きだから、この値段で買う。 音楽NFTによって音楽もそのように評価され、収集されるように変わり始めています。

アーティストが重視すべきは、再生回数やファンの多さではなく、スーパーファンとも言える熱心なファンのコミュニティを構築できるかどうか。

スーパーファンがアーティストの音楽NFTの購入を通して、持続的な創作活動を支えるのです。新しいEPの制作資金で50ETH(取引日の時価で14万ドル)集めることに成功した事例 も出ています。

ファンとの新しい関係

音楽NFTの一番面白いポイントは、楽曲をNFTにして販売するだけではなく、NFTを活用し、ファンと新しい関係を構築できる点です。

音楽NFTの購入者は、NFTの購入を通してアーティストを資金的にサポートすることだけではなく、アーティストと直接コミュニケーションをとったり、アーティストの活動に自分のスキルを活かして貢献するケースも生まれてきています。

音楽NFTを通して、富裕層でなくとも自分が気に入ったアーティストのパトロンになることができます。従来のファン像とは大きく異なります。NFTの保有によりアーティストと同じ船にのっていると言えるでしょう。

最後に

RSCは、web3におけるアーティストの活動を全力でサポートし、持続的な創作活動の実現を目指します。

今後、活動を本格化させ、楽曲の制作、NFTの販売、他の音楽コミュニティとのコラボレーションを積極的に行っていきます。

音楽NFTに興味のある方、RSCに参加したいという方はぜひDiscordに参加してください。

今後、Twitterでも、RSCと音楽NFTの情報を発信していくので、ぜひフォローしてください。

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