"POP Social" クリエイターとユーザーのためのWeb3版SNS

今回取り上げるプロジェクトの名前は「POP Social」。POPはWeb3版のSNSであり、TikTokとInstagramを合わせたようなUIに、トークンやウォレットが組み合わせられています。POPは、クリプト業界歴8年以上のco-founderを筆頭に、AppleやFortune500、ユニコーン企業出身の強力なチーム編成でプロジェクトを進めています。確かな技術力をもってして大きなビジョンを達成しようとする野心的なプロジェクトです。

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以下にPOPの魅力を要約したツイートを投稿しているのでお時間のない方はこちらを読んでみてください👇
https://twitter.com/MorokitchBD/status/1690735332059414528?s=20
※もしよろしければ招待コード「vm0149」も使ってあげてください◎
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🔶POPは10億人の新規Web3ユーザーを動員する

プロファイルページはインスタのような見た目です。フィードページはTwitterのような見た目をしており、画像付きでもテキストだけでも投稿することができます。また、ショートムービーのタブもあり、TikTokのように上下にスクロールすることによってさまざまなクリエイターが作った動画を閲覧することができます。フォローしているユーザーとのチャット機能もあり、WeChatやTelegramのような使用感であり、画像の送信もできます。
POPのLitepaperには「10億人のユーザーをWeb3に招き入れる」という大きな目標が書かれています。UIが、普段私たちが使っているアプリと似たUIになっているのは、Web3初心者でもすぐに使いこなせるようになること狙っているのでしょう。さらに、主要SNSのUIのほとんどを取り入れることによってワンストップであらゆるライトコミュニケーションが取れるようになっています!

そして何より驚くべきことは、POPのアクティブユーザーの多さでしょう。アプリの総ダウンロード数が15万に対してデイリーアクティブユーザー(DAU)の数は1.1万!Web3のプロジェクトではDAUが5,000人を超えれば大成功と言われるなか、異常なまでの数字をたたき出しています。
さらに、総ユーザーに占めるDAUの割合が7%を超えている点が要注目です。ユーザーがアプリに飽きて開かなくなることが多い中、POPはユーザー離れを防ぎ、アクティブ率をキープできていると言えそうです。すなわち、ユーザー数が増えれば増えるほどDAUは拡大…POPが日本市場に入った時にはDAUが恐ろしい数値になるのではないでしょうか。

🔶現在のプラットフォームは3つの課題を抱えている

POPのビジョンの話もしておきましょう。Web3を掲げるまともなプロジェクトはことごとく、Web2の問題を解決するために生み出されているといっても過言ではないです。さて、「収益性」「コンテンツ所有権」「オーガニックエンゲージメント」。これらはいずれもWeb2プラットフォームのユーザーが手に入れられないものですが、POPを使えばそれらの権利がユーザーのもとに返されます。
例えば、Twitter(X)ではいくら有益なSpaceを開催しても、まとめ投稿をしても、収益化できるのは限られたごく一部のユーザーだけです。また、クリエイターを支えているユーザーは多大な時間と自身のエンゲージメントを捧げているにもかかわらず、一切の報酬を得ることもありません。
さらには、善意で活動している人であっても、プラットフォームの都合やアルゴリズムの設計ミスによってアカウントが機能制限されたりBANされたりしてしまいます。その結果、せっかく作ったコンテンツが水の泡となることもあり、SNSで生計を立てている人にとってはたまったものではありません。
もっと本質的なところでは、Web2プラットフォームでは、ユーザーはプライバシー情報や個人情報を制限的にしか利用できません。そればかりか、逆にそれらを利用され、偏ったコンテンツの消費を促されることも少なくありません…。
POPは、オンチェーンコンテンツNFT、Raid to Earnというインセンティブモデル、実力主義に報いるダイナミックなアルゴリズムなどの最先端技術をもってこの問題の解決を試みています。

🔻収益性
POPでは、アプリをインストールしてコンテンツを閲覧し始めると直ちにテストネットトークンの$PPTを貯めることができます。特段NFTの購入やレベルアップが必要なく、1日目からトークンを稼げるのが魅力の一つです。また、ライトペーパーには、プラットフォームが手数料を取らない、収益化に関して恣意的な基準を設けていないという旨も書かれており、徹底的にユーザーの収益性を守っていることがうかがえます。

🔻コンテンツ所有権
ユーザーのコンテンツはNFTとしてオンチェーンに保存され、それらはIPFS(分散型のファイルシステム)やBinance Greenfield(所有権のトレーサビリティと保護を目的としたプラットフォーム)によって保護されます。さらに、SBT(ソウルバウンドトークン)やDIDによって、個人のアイデンティティがオンチェーンに刻まれ、守られます。

🔻オーガニックエンゲージメント
2つのメカニズムによってフェアな形でコンテンツの生成サイクルを効率化しています。

  • ソーシャル・ダイナミック・アルゴリズム:
    クリエイターの既存の規模や社会的ステータスに関係なく、魅力的なコンテンツを選定配信し、実力主義的な形でコンテンツ制作にインセンティブを与えます。一部のトップユーザーやインフルエンサーだけが儲かる仕組みではやる気がなくなるでしょう。誰にでもチャンスがあることが大きなユーザーインセンティブになっています。

  • Raid to Earn:
    1体の強敵に対して複数人で協力して戦うレイドバトルから着想を得たと思われるインセンティブメカニズム。クリエイターと視聴者間のインセンティブを調整し、相乗的なポジティブ・フィードバック・ループが実現できるそうです。要するにWin-Winのインセンティブモデルであり、クリエイターと視聴者が自分の利益を最大化しようとすればするほど、良いコンテンツが出回る仕組みです。

🔶トケノミクス

クリエイターとユーザーがトークンインセンティブを得ていきますが、そのトケノミクスのバランスをとるのが広告主です。広告主は$PPTを購入することによってPOPプラットフォームに広告を配信することができます。このReal Yield(実収益)が大きな収益源となって持続的なエコシステムを構築していくのです。もちろんこのほかにも、NFT取引プラットフォームからの手数料収益や、「宝箱」を使ったゲーミフィケーションによってユーザー課金を誘う仕組みもあったりと、様々な部分でトークンのインフローとアウトフローが微調整されています。

このトケノミクスはPrysm Groupによってデザインされました。Prysm Groupは、Polkadot, Pantera, CoinDesk, The Graph, Blockstack, Ripple, Amazon, IBM, Cardanoなどの有名プロジェクトのトケノミクスを設計してきた信頼のおける組織です。未実現のトケノミクスではあるものの、実現の可能性は高そうに思えます。

🔶ロードマップ

POPは最終的にPopLabsというオープンプラットフォームの構築を目指しています。実現見通しは2025年ですが、独自の技術スタックをもってして以下に取り組もうとしています。

  • ジェネレーティブAIの導入:
    コンテンツ制作の障壁を下げると同時に、革新的でユニークなコンテンツの制作をプラットフォーム上で行えるようにする。

  • クリエイターインキュベーション:
    Pop Ecosystemにおける優れたクリエイターの成長をサポートし、プラットフォームの成功とともに成長することを支援する。アンバサダープログラムのようなもの。

  • ローンチパッド:
    開発者やコミュニティビルダーのためにPopエコシステム上で新しいプロジェクトの立上げやを支援し、イニシアチブをとれるような環境づくりを行う。

  • Social Dapp Central:
    SDK、API、開発者ツールにより、PopエコシステムにおけるソーシャルDappの作成をサポートする。

🔶まとめ

POPはユーザーとクリエイターにインセンティブを与えながらエコシステムを拡大していき、Web3やAIの先進技術を駆使しながらソーシャルアクティビティの健全化を図るプロジェクトです。今回は堅苦しい説明が多かったですが、POPをインストールしてみれば、その魅力がより一層伝わることでしょう。百聞は一見に如かず。ぜひアプリをインストールして、新しいSNSを体験してみてください。

App DL: https://popsocial.io
招待コード : vm0149

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