ETH on Polygonを用いてopenseaのtestnetでNFTを購入する

はじめに

@yutakikuchi_です。

openseaで販売されているNFTを購入するためにはETH(イーサリアム)が必要で、特にPolygonで公開されたNFTの場合はETH on Polygon か ETH on Mumbaiという特殊なトークンが必要になります。この特殊なトークンを「WETH」と呼びます。**WETHは、正確にはPolygon上の特殊なETHという定義ではなく、より定義が広いため、**下記URLを参考にいただければと思います。

Production環境のPolygonであればWETHの取得はMetamaskの「スワップ」という機能を利用してMATICなど他のトークンからWETHに変換可能ですが、PolygonのtestnetであるMumbaiを利用する場合、Metamask上からスワップができない状態です。(ここはmetamaskが改善してほしい…)

ちなみに、ETH(トークン)といってもいろんな種類のETHがあり、BlockchainのEthereum上のETHトークンとPolygon上のETHトークンは全くの別物になります。ここでは後者のPolyton上のETHトークンの話をしています。詳しくは下記サイトを見て頂けると分かりやすいです。それぞれが島内の通貨みたいなものです**。**

Polygon(Mumbai)でWETHの取得方法

NFTの購入者がPolygonのtestnetであるMumbaiでWETHを取得する場合は、2段階の方法を取ります。ちなみに下記の作業をする上で事前にブラウザかアプリでMetamaskなどのウォレットを導入しておく必要があります。

MumbaiのfaucetをMATICとして下記のサイトから取得します。取得を行う際のpublic addressを入力すると、そこに擬似的なトークンが付与されます。

①のMumbai上で取得したMATICを元にuniswapを使ってWETHに変換をします。uniswapのサイトにアクセスをして、MetamaskなどのウォレットからMumbaiに接続し、uniswapの画面上でMATIC → WETHと変更したいトークンを選択し、スワップしたい量を入力して、変換します。

MATICからWETHへの変換にuniswapを使う
MATICからWETHへの変換にuniswapを使う

以上でWETHが取得できたので、後はtestnetのopenseaにアクセスして、ETH on Mumbaiの通貨が必要なNFTコンテンツを購入します。下記は僕が公開しているtestnetのNFTですが、こういったものをWETHを元に購入が可能になります。

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