ライブ配信は時代遅れ?
April 17th, 2022

※この記事には私見が含まれます。

ストリーマーが連続長時間配信をする行為を米国などでは**「Subathon」というが、これはPokimane**などが人間的ではないと非難した。

確かにその通りだというのはその通りで、以前に私もそのことに関して記事化した。Twitchでは確かにYoutubeよりもコミュニティがクローズドで、それがYoutubeのような「うざい観客」を寄せ付けない良い要素でもある。Youtubeでは基本的にメンバーシップに入っていなくてもライブ配信にコメントを投稿できるがTwitchはできなくもできる。つまり、購読者のみだけの空間を作り出せるのである。それもメンバー限定とかではなく、デフォルトでだ。

Twitchについてはそこまで詳しくはないが、以前の記事でTwitchの人気カテゴリはゲームではなくチャットであるということを話した。それはそうで、Twitchは最早ゲームストリームの場ではなくなりつつある。これはTwitchをゲーマーの場だと思っていた人ほど衝撃を受けるだろう。

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しかし、これは別段不思議な現象ではない。例えば、イチナナライブミルダム、そしてbigoliveでは、インターネットパーソナリティとなるのは鬼のように簡単になった。いちいちパソコンを買う必要もなく、600円で売っていたマイクをスマホにさして歌を歌ったり、Groovepadで音楽を奏でたり、Inshotで動画編集することは**「スマホのみ」**でできてしまう現状であり、Twitchの変化はその他に比べればかすんでしまうともとらえなおせる。

そして、2022年になり上記のようなライブアプリにも陰りが見え始めた。とんでもなく時代の流れは速いと感じるゆえんはここにある。どういうことかというと、BigoliveのGoogleストアでの評価が天井を打って下がっており、同じくLive配信サービスのミルダムも同様な状況になっている。また、TwtichのほかにあったNimoTVやゲーミングマッチングアプリなども軒並み3つ星代まで落ちている

確かに、以上のサービスが完全に終わっているわけではないため、時代遅れだというのはおかしい気もするが、時代の最先端だという自覚は捨てたほうがいいかもしれない。

しかし、そのような言葉で終わらせるのもおかしい。時代の最先端が何かを考えるのは意味があるが、それは比べるものではない。ただ、ゲームストリーミングは下火であることは間違いなく、ゲームの行く末はコンテンツからユーザエクスペリエンスに移った気がする。

例えばCities SkylineのようなゲームがVRで出たり、壺おじがスマホでできたり、SteamDeckが出たりと、クロスプレイや様々なハードに転置したゲームが今後盛り上がっていくのではないかとも思っている。

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