令和裸王
電気通信
自画自賛
呆気極大
唯今唯金
唯己保身
還流自在
千年王国
ドコモ、接待、トヨタ。NTT澤田、激動の4年を語る
2022年5月23日(NewsPicks)
──昨年春には総務省幹部との会食問題が明らかになりました。NTTに与えた影響について、結果的にはプラスとマイナスの両面があったのではないかと思いますが。
まずプラス面からですが、やはり「今までの制度や仕事のやり方を踏襲するのが良く、変えちゃいけない」という風潮が強い部分がありましたが、「それじゃ駄目」だと分かりました。結局、認識が薄く、世の中とずれがあるとこういう大きな問題になるので、根っこから経営スタイルを変えようという動きを取れるようになりました。
例えば今年の人事で、女性の新任課長比率を上げたほか、執行役員における女性の割合を3割以上にしました。今までのやり方を遵守していれば、「時期尚早」などと反対が多くてできなかったと思います。そうじゃなくて、変わろう、変わりたいという気持ちが、社員みんなの中に強く持つことができたんじゃないかというのが、ポジティブですね。
一方、ネガティブという意味で言うと、過去を含めて幹部がやってきたので、反省してもし切れない。会社全体が、非常にメンタル的に厳しい状態になったのではと思っています。でも結果的には、ポジティブの方が多かったと思います。