アート系ドロップまとめ

アーティストが定期的になにか特定のNFT を持っているホルダーに継続的にエアドロップすることが去年の後半ぐらいからよく出てきているのでどういうことなのかまとめてみました。

アーティストがそれまでに出した作品を持っていることがALの条件になってmint出来るようになるToken(というNFT)を持っている、あるいはアーティストの特定の作品を持っているなどの条件を満たしていると、それ以降定期的にそのアーティストの作品がエアドロされたりALが保証されたり、という形でホルダーに継続的に作品を提供しているアーティストが増えているように思います。

有名かつ成功している例だと @jakethedegen のDegen Token(ドロップ時0.5514ETH 2022/6時点のフロア6.9ETH)ですかね。これまでどんな作品がドロップされてきたかなど詳しくはおなじみMoonCatさんのスレッドをどうぞ

Jake Degenの場合は1/1をコレクションしてきたホルダー+raffle当選者にトークンを100ドロップしています。もともと作品の評価(フロア)が高かったので、Tokenホルダーにエアドロップされたり購入出来たりした作品も0.5以上で取引されてます。ちなみにスレッド貼ってあるMoonCatさん曰く9ETHの投資が60ETHの評価額になったそうです。

Token含めてこれまでドロップされてきたコレクションはこちら

特定の作品を持っていると、それ以降定期的にそのアーティストの作品がエアドロされるパターンで代表的なのは最近rektguyを出したOSFのRLD(Red Lite District)だと思います。この作品はmintのときは特にその後のドロップは明言されていなかったと思います。mint時は0.069eth 現在フロア15ETH
https://opensea.io/collection/osf-rld

OSFの場合はRLDのホルダーに毎月作品をドロップする、と宣言してます。

OSFのアートに関する紹介もまたまたMoonCatさんのスレッドをどうぞ

これまでドロップされてきた作品はこちら。rektguyが盛り上がったこともあってコレクションのフロアも0.85とかなりいいお値段です。

ちなみにこの通称RLD、Degenzホルダー向けにgiveawayがされていたり当たらなくても0.1ぐらいで取引されていたのを完全にスルーしていたのは私です。RLDを持ってたらrektguyが5個mint出来たりエアドロだけでなく特典ありまくりでした

Jake DegenとOSFはめっちゃ成功した例なので、この後もこんな感じのアーティストがどんどん出てくるのでは!と期待するとそうはうまくいかないのがよくある話だと思ってます。

Tokenを出して「継続的なエアドロをするよ!」って宣言するとその条件になる作品のフロアが上がるので、アーティストがHypeを獲得する手段になってる面もありそうで、作品やアーティストの評価はそのもの変わらないはずなのにフロアだけ上がっていくのは投機的で微妙だな、って思うこともときどきあります

投機的な動きが出てしまうと、アーティストのトークンからエアドロされる作品は流動性もないしフロアもぱっとしなくてトークン自体の価値も徐々に低下してしまってるものがあったりするのでエアドロの匂わせがあったからといってなんでもかんでもinするのは危険かなとは思います。もちろんアーティストや作品に力があれば、時間とともにそれを乗り越えていくとは思うです。

一番良いな、と思うのは将来継続的なエアドロがあるかもしれないし、ないかもしれないけど、まずは自分はこのアーティストを応援したい、って思いから作品を集めていたら将来のエアドロが決まった、ってパターンが一番健全だしリスクが少ないよなーって思うのです。

それをどうやって見つけるかは自分が好きなものをどうやって見つけるか、って話でありそれぞれの人でやり方が違うと思うので自分が好きなアーティストをどうやって見つけるか、からつながっていくと思うのでぜひいろいろ調べてみてください!

参考までに、コレクターの人がまとめてくれたホルダーにメリットを提供しているアーティストを紹介していくれているtweet貼っておきます

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