クリプトのプロジェクトはしばしば「公共財(Public Goods)」であると言われることがあります。しかし、公共財を構築するには、どのようなアプローチをとるべきでしょうか?その糸口としてなりうるのが「ハイパーストライクチャー(Hyperstructures)」という概念です。この概念を提唱したJacob氏がファウンダーを務めるNFTマーケットプレイスプロトコルZoraは自らをプラットフォームではなく、プロトコルであると主張しており、この言葉の扱いの違いから公共財としての意識が強いと感じ取ることができます。今回は、クリプトプロジェクトを公共財として構築する上で重要となる要素の言語を試みたハイパーストライクチャーについての記事を翻訳しました。
※補足:公共財という言葉はラフに使用されている印象があり、言葉から受け取る印象と実際の公共財の意味に乖離があるように感じますので、補足します。公共財とは、「消費の非競合性」と「消費の非排除性」の両方の性質を備えた財を指します。消費の非競合性とは、「ある人がその財を消費しても、他の人が財を消費できる量は減らない」という性質です。リンゴのような普通の財については、非競合性の性質を満たしません。例えば、リンゴを自分が食べると他の人が消費できるリンゴの量が自分が食べた分だけ減ってしまいます。 一方で、消費の非排除性とは、「特定の消費者を消費から排除することが困難である」という性質を指します。例えば、国防の場合、「敵が攻めてきてもあなたの家だけは守りません」ということは考えにくいので、国防は非競合性を満たしていると言えます。 ここで、一般に老人介護サービスや教育などの公共性の高いものを公共財と呼ぶことがありますが、これらは消費の非競合性と消費の非排除性の両方を満たすという公共財の性質を満たしていません。言葉から読み取れる雰囲気と実際の言葉の意味が異なるため、公共財の話をするには注意が必要です。参考文献「ミクロ経済学の力」神取道宏 著
この記事は、Jacob氏による投稿を許可を得た上で日本語に翻訳したものです。Jacob氏に感謝申し上げます。
This article is an official Japanese translation of a post by Jacob. Thank you so much, Jacob.
元記事(2022年1月16日):
以下、翻訳です。
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Zoraの開発に2年を費やした後、私たちのアプローチがいかに異なるものであるかを理解するようになりました。この違いは、クリプトプロトコルで何が可能か(そして既に起こっているか)という、根本的に新しいメンタルモデルに由来しています。
クリプトプロトコルの性質は、かけがえのない公共インフラを作るための、根本的に拡張性のある新しいモデルを切り開くものです。この考え方は非常に独特であり、新しい言葉を使う価値があると私は考えています。
このエッセイでは、ハイパーストラクチャーとは何か、どのように機能するか、なぜ今後数十年にわたりインターネットの基礎となるのか、といったハイパーストラクチャーのコンセプトを説明します。
ハイパーストラクチャー
メンテナンス、中断、仲介者なしで、無料で永遠に動くクリプトプロトコル。
ブロックチェーンは、「ハイパーストラクチャー」と呼ばれる新しいタイプのインフラを出現させました。
ハイパーストラクチャーは、ブロックチェーン上で動作するプロトコルの形をとっています。ハイパーストラクチャーとみなされるのは、次のような場合です。
止められない(Unstoppable):プロトコルは誰にも止めることはできません。基礎となるブロックチェーンが存在する限り、動きます。
無料(Free):プロトコル全体の手数料は0%で、ガス代のみで動きます。
価値がある(Valuable):所有者がアクセス可能で売却可能な価値が発生します。
拡張的(Expansive):プロトコルの参加者へのインセンティブが組み込まれています。
パーミッションレス(Permissionless):普遍的にアクセス可能で検閲耐性があります。開発者とユーザーは、プラットフォームから排除されることはありません。
ポジティブ・サム(Positive-Sum):参加者が同じインフラを利用することで、Win-Winの環境を作り出します。
信頼できる中立性(Credibly Neutral):プロトコルはユーザを選びません。
あるアプリケーションがプロトコルベースだからといって、それが直ちにハイパーストラクチャーであるとは限らないということは、注目すべきことです。例えば、Openseaで使用されているWyvernプロトコルは、オフチェーン注文が私的に運用されているデータベースで維持されない限り、運用することができません。つまり、Openseaやその上に構築された他のプラットフォームがダウンした場合、市場も一緒にダウンしてしまいます。これはCoinbaseのようなプラットフォームにも言えることで、Coinbaseは暗号資産の交換を促進しますが、ダウンした場合、市場も一緒にダウンしてしまいます。もっと微妙な例ですが、管理者がプロトコルのルールを完全にアップグレードしたり、変更したりすることができる完全にオンチェーンのプロトコルである場合、それはハイパーストラクチャーではなく、プラットフォームとなります。これらの例が本質的に悪いということではなく、ハイパーストラクチャーではないというだけのことです。
ハイパーストラクチャーは完全にオンチェーンであり、あらゆる参加者にとってポジティブサムのエコシステムを生み出す公共財です。以下、ハイパーストラクチャーの主要な特性について、それぞれ詳しく説明します。
電力網やソーシャルメディアプラットフォームのような従来のインフラは、それを維持・運営する信頼できる仲介者を必要とします。つまり、その仲介者がいないと、インフラは劣化したり、完全に機能しなくなってしまうことを意味します。これらの運営者は、民間によって所有されているか、国家管理下にある組織です。そして、その運営者は、長期にわたって目的を果たすために、利益と労働力/補助金の両方を必要とします。
ブロックチェーン上で動作するという性質上、ハイパーストラクチャーは、それを止めることができず、永遠に動き続けます。ハイパーステクチャーは、管理者や運営者がいなくても継続的に機能し、基盤となるブロックチェーンが稼働している限り(少なくとも10年は)稼働し続けます。ハイパーストラクチャーは止めることができません。これは、今までの経験で適切な事例を持たないスーパーパワーです。一度だけ作成コストをかけることができ、一度デプロイすれば、設計通りに、劣化することなく稼働します。ハイパーストラクチャーを維持するために、それ以上の労働や資本を必要としません。コアチームやハイパーストラクチャーの上に構築されたプラットフォームが消滅したとしても、設計通りに何十年も完全に稼働し続けるのです。止められないということは、ブロックチェーンだからこそ可能な正味の新しい能力であり、インフラの経済的な本質を変える能力だと私は考えています。
抽象度を一段階上げてみると、ブロックチェーンはハイパーストラクチャーの信頼できるトラストレスな(読んだ通り)オペレーターと呼ぶことができます。
正味の特徴として止められないということが確立されたので、最も推測的で論争が生じ得る提案をすることにします。ハイパーストラクチャーは、永遠に無料で利用できると同時に、所有することに非常に価値があるものになり得るのです。これは、ハイパーストラクチャーが止められないからこそ可能になるのです。プロトコルを維持し、永久に動作させ続けるためのコストはかかりません。一度デプロイされれば、劣化することなく、設計通りに動作します。例えば、今日、Uniswapのチームとウェブサイトが消滅したとしても、プロトコルは永久に稼働し続けます。これは今までは不可能だったことです。
ハイパーストラクチャーが原価で動作する一方で、動いている時点で誰かがそれを運用するためのガスコストを支払わなければならないことは述べておくべきことです。
ハイパーストラクチャーは無料で使えると同時に、所有・統治するのに非常に価値のあるものになります。これはNFTに見られるおなじみの価値モデルです。メディアは通常、無料で消費することができ、かつ個人またはグループとして所有・管理することに価値を見い出すことができます。
しかし、この文脈での所有権とは何を意味しますか?プロトコル全体で切り替えることができる料金スイッチの存在(とコントロール)のことです。これにより、「料金の脅威」と呼ばれるダイナミズムが生まれます。つまり、ハイパーストラクチャーの所有者は、投票によっていつでも基本レベルでプロトコル全体の手数料を有効にする権利を持っているのです。手数料を有効にすることが長期的な価値破壊につながるので料金の脅威となるのです。これには即座にフォークするインセンティブが発生するので、価値破壊的な行為になります。なぜならば、新規参入者が自らフォークを行う明確な理由ができるためです。
NFTの所有者がバーンする権利を持っているように、破壊する権利とは所有権のことです。合理的な行動をする人は破棄しようとしませんが、破壊しようと思えばすることができます。私の考えでは、人々が広く提供される価値とユーティリティを守ろうとするため、この破壊の権利は、真の価値を帰属させる自然な市場力を生み出します。
料金スイッチを売却・譲渡する権利も所有権の1つです。この売却と譲渡の権利は、市場が機能するための直接的な媒体となり、それゆえに価値をもたらします。DAOはプロトコルの料金スイッチを他のパーティに売却することもできます。その場合、価格(保有できる価値)を生み出します。
利益と価値、ひいては利益の抽出と価値の創造には微妙な違いがあります。短期的に利益をとることは十分に可能ですが、これは長期的な成功や価値創造と真っ向から対立する可能性が高いです。極端な話、「営利目的」であることはスキューモーフィックなオペレーションモードであり、プロトコル上にある多様なプラットフォーム・エコシステムから生まれる多くの機会を見逃す局所的な最適条件となります。トークンの所有と停止不可能性という媒体という性質は、価値創造を実現するために利益をとる必要がなくなったことを意味します。ハイパーストラクチャーで作られる価値が目先の利益をはるかに超え、かつその価値は社会全体に提供されるものとして認識されるという新たな根底にある価値がシステムを持っているので、私たちは「公共目的」な創造を行うことができます。
ハイパーストラクチャーはプロトコルに内蔵された形で、価値を付加する誰もが利用できるインセンティブである拡張料金(Expansive Fee)を含んでいます。これらの手数料は透明で、エコシステム全体が利用できます。ハイパーステラクチャー上でこれらの手数料を効果的に得るには、プロトコルで定義された何かしらの価値を提供する必要があります。これらのインセンティブの存在はハイパーストラクチャーのコミュニティ拡大のためのメカニズムを提供し、優れたメカニズム設計はおそらく長寿のために重要です。
拡張料金(Expansive Fee)の良い例として、UniswapのLP手数料があります。LP手数料は、参加者が重要なリソースである流動性を提供するためのインセンティブとなります。この手数料は、プールに流動性を提供する人に支払われ、Uniswapに支払われることはありません。LPはUniswapのユーティリティを拡大しますが、そのユーティリティを独占的に提供するわけではなく、LPは自分が生み出したものに対する価値を獲得するだけです。
もう1つの例は、Zoraファインダー手数料です。これは、重要なリソースであるディストリビューションを参加者に提供するためのインセンティブとなります。この手数料は、NFTの落札者もしくは最終的な買い手を見つけた人(ファインダー)に支払われます。ファインダーはZoraのユーティリティを拡大し、表示されるNFT市場を独占することはなく、ファインダーは自分が生み出した価値のみを獲得します。
ハイパーストラクチャーでは、参加者が獲得する価値は参加者が生み出す価値と同義です。逆もまた然りで、(直接の価値創造なしに)自由に価値を引き出せる第三者やエンティティがいれば、そのシステムはハイパーストラクチャーではありません。
パーミッションレスとは、ブロックチェーン上にデプロイされたクリプトプロトコル特有に保証されていることです。パーミッションレスとは、
ハイパーストラクチャーが誰にとってもアクセス可能で、誰もが偏見なく完全に利用することができること
ハイパーストラクチャーはコアとなるオペレーション機能を変更することができないこと
を意味します。
パーミッションレスであるということは、ハイパーストラクチャーの上に、デプラットフォームのリスクを伴わずに、誰もが自信を持って独自のプラットフォーム、アプリケーション、経済モデルを構築できることを意味します。APIキーは必要ありませんし、プラットフォームが突然気まぐれでプロジェクト全体を終了させるような恐れもありません。
同様に、インフラのユーティリティに対してアクセス制限を決定できる裁定者や中央機関が存在しないため、個人レベルでの検閲耐性を提供します
ハイパーストラクチャーはパーミッションレスで止めることができないので、信頼できる中立的な存在です。
ハイパーストラクチャーはユーザーを選びません。つまり、特定の人を差別することなく、すべての人を公平に扱います。ハイパーストラクチャーは、デプラットフォームや排除のリスクを伴わずに、誰もが自分自身の独自のシステムを利用することができ、その上に構築することができ、統合できるようにするために、普遍的にアクセス可能です。ハイパーストラクチャーは、人々の能力とニーズが大きく異なる世界において人々を公平に扱うことが可能な範囲で、すべての参加者を公平に扱います。(Buterin, 2020)。
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ハイパーストラクチャーは、自由で、拡張的で、止めることができず、パーミッションレスで、信頼できる中立的な存在であるため、ポジティブ・サムの環境を作り出します。
永遠に無料であることによって、誰かが同じ機能を1対1で複製する動機がなくなります。そうすることによって、付加価値の獲得やリスクの最小化をもたらさないためです。社会的なレベルでは、ハイパーストラクチャーは一度だけ構築されればよいのです。このことは、イノベーションを起こすインセンティブがないことを意味しません。人々は、より優れた、差別化された機能を持つオルタナティブを作るインセンティブを持ち続けるでしょう。しかし、単に同じユーティリティを持つフォークを作るだけでは勝つことはできないでしょう。
手数料を用いて拡張することによって、参加者がシステムそのものと競争することなく、自分が生み出した価値から直接利益を得ることをハイパーストラクチャーは可能にするのです。
止められないことによって、機能に対してシステムに依存している参加者のオペレーションリスクはゼロになります。彼らは、自分たちでシステムを再構築して運用することなく、システム上で運用することができるのです。
パーミッションレスによって、上記のすべての条件は変更されないことが保証されています。もう一度言いますが、誰かが自分でシステムを再構築する必要はなく、ただ単にその上に作り上げ、あなたがシステムに提供するユニークな価値を獲得するだけでよいのです。
信頼できる中立的によって、排除されるグループやコミュニティは存在しません。つまり、システムがニーズを満たしているのであれば、再構築する理由はないことを意味します。
つまり、潜在的に競争力のある参加者が同じインフラ上で組織化し、利用するという豊かなエコシステムを持つことができ、共有された流動性とインテグレーションによるネットワーク効果を通じて、あらゆる人々にとって正味の利益をもたらします。
ハイパーストラクチャーの構築の詳細については、いずれまた書くつもりでいます。Zoraを通して、まだこの点を学んでいる最中ですが、ここで触れておく価値のある簡単な考えをご紹介します。
ハイパーストラクチャーは、1つだけでなく何百万ものインターフェースを動かすために作られています:メカニズムやプロトコルレベルの何かを作るときは、それができるだけ汎用的であることを保証してください。
短期的な利益の獲得ではなく、エコシステムを拡大する方法としての利用料金:短期的に価値を抽出することは可能かもしれませんが、それは局所最適化であり、プロトコルの上に多様なプラットフォームのエコシステムから得られるより大きな機会を逃すことになるかもしれません。
プロトコル優先の構築アプローチ:開発者の採用に焦点を当て、できるだけ多くのインテグレーションを作成することで、重要なネットワーク効果をもたらし、ハイパーストラクチャーをデフォルトとして定着させます。
流動性の構築:オンチェーンの流動性は、他の参入者がエコシステムに参加することを有益なものとし、他のすべての人に利益をもたらします。これは重要なネットワーク効果であり、またフォークする能力/インセンティブを低下させます。
可能な限りの所有権、必要な場合にのみガバナンス:絶対に必要な場合にのみ所有権とガバナンスを作成する。どちらもやりすぎると、ハイパーストラクチャーが偏ったインセンティブになったり、攻撃のリスクにさらされたりする可能性があります。
長い構築サイクル:この方法でプロトコルをデプロイすることは、ソフトウェアというよりハードウェアを作ることに近いです。長い設計期間、大きな摩擦を伴う移行、導入のための高いハードルがあります。
その不変で永続的な性質から、私たちには自分たちの寿命よりも長い文明のインフラを創造する機会があり、その全てがインターネットにとってネイティブなものとなります。
それ自体が持続するように、劣化やコモンズの悲劇に陥ることなく、何世代にもわたって設計通りに機能するソフトウェアベースのインフラを作るツールは今までありませんでした。そして、私たちは今、最初のものを構築する特権を持つ幸運な人たちであるという一世一代の瞬間にいるのです。
あらゆる金融ユーティリティに対して、取引所、マーケットプレイス、レンディングプール、オプションなどといった単一のハイパーストラクチャーが出現するでしょう。ドメインネーム、レジストリ、アイデンティティ、キュレーション、タグ、レピュテーション、絵文字、既読通知などといった現在Web2やソーシャルメディアプラットフォームによって運営・運用されている非金融ユーティリティに対しても同様のことが言えるでしょう。インターネット全体が、クリプトとブロックチェーンを核としたWeb3という形で再構築されようとしています。私たちは、過去40年間のインターネットのユーティリティをプライベートなコントロールの外で再構築し、これまで単に不可能だった全く新しいものを作り出す機会を得ているのです。
これらのインフラストラクチャーのスケール、重要性、野望は、いずれ博物館、電力網、運河、ダム、古代の道路と同じように驚嘆されるようになるでしょう。ハイパーストラクチャーは、私たちがこれまで目撃したことのないスケールで、今日のソーシャルメディアプラットフォームさえも凌駕する存在となるでしょう。また、ハイパーストラクチャーは、長い時間軸で見たときに、一般の人にとって利用可能かどうか、有用かどうかで判断されるでしょう。長期的な視点は、ハイパーストラクチャーをデザインする際に非常に重要であり、これはWeb3の短期的な利益追求の世界においてはしばしば欠けているものです。
重要なことは、不変で永久的な性質のため、私たちは最も純粋で、最も自由で、最も美しい形で、楽観的にそれらを作成しなければなりません。ハイパーストラクチャーは、私たちの孫たちが使う可能性が非常に高いので、私たちには孫たちのことを考えながら構築する責任があり、孫たちに誇れるようなものにしなければなりません。
現在、無料で永遠に動き続けるハイパーストラクチャーを作ることができるようになったのです。私たちはその論理的な極限を出発点として利用すべきであり、避けたり無視したりすべきものではありません。新しいパラダイムには新しい価値体系が伴います。ハイパーストラクチャーには、永遠に無料で利用できる公共財を創造する機会があり、その一方で、今後何年にもわたって社会全体に役立つ貴重なシステムを作ったり、貢献したりするビルダーや参加者に報いることができるのです。これは、構築したり、発見したりする価値があるものに思えます。
Positive Sum Worlds: Remaking Public Goods 著 Toby Shorin, Sam Hart, Laura Lotti
Credible Neutrality 著 Vitalik Buterin
The Network State 著 Balaji Srinivasan
Website clock:Canary Yellow by Virgil Abloh
Site structure & CSS:Other Internet
Manhattan Island 作 Herbie Hancock
history of the entire world, i guess 作 Bill Wurz
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私たちはZoraというインターネットのマーケットプレイスプロトコルという形でハイパーストラクチャーを構築しています。私たちはZora Labsで雇用しており、Zora DAOへの貢献者を探しています。
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⌐◨-◨ 2022 jacob ❍ — essay to be minted