Aptos Validatorの建て方

1. 目的

AptosにおいてValidatorの構築方法を記載します
AptosはDPoSのため、テストネット以外で作成すること以外はほぼないと思いますが、2022年5月から報酬付きのテストネットが開始されます

Validatorを建てて、テストネットに貢献するとAptosトークンでの報酬が付与されますので、ぜひ参加ください

注意事項

登録は日本時間5/20 AM7:00 (5/19 PM5:00 アメリカ東部時間)に締め切られます
日本時間5/24 AM5:00頃 (5/23 PM3:00頃 EST)結果をお送りします
合格した参加者は、成功基準の第一段階として24時間以内にAIT1に参加することが求められます

2. 要件

  • CPU: 4 cores (Intel Xeon Skylakeより最新)
  • Memory: 8GiB RAM
  • Storage: 300GB以上
  • Network:Validatorの場合: 6180, 9101 (登録時のみでOK)ポートの開放
    FullNodeの場合: 6182, 9101 (登録時のみでOK), 80, 8080ポートの開放

こちらの公式のサイトより参照しています

3. 導入方法

3-1. 事前準備

サーバの準備が必要になります
こちらの記事を参考にして、サーバを用意してください

サーバスペックや、セキュリティルールについては今回の要件にあわせてください

3-2. Install方法

3-2-1. サーバにログインする

3-2-2. Rootユーザ (特権ユーザ)になる

sudo su -
cd $HOME

3-2-3. installerをダウンロード & 実行

wget -O aptos-validator.sh https://raw.githubusercontent.com/qyeah98/aptos/main/validator/aptos-validator.sh && chmod +x aptos-validator.sh && ./aptos-validator.sh

3-2-4. NodeのIPアドレス / DNSを入力してEnterを入力

ここでは、13.114.220.201と入力しています

3-2-5. usernameを設定してEnterを入力

日本語、全角文字は使用しないでください (エラーになります)

ここでは、testnet-qyeahと入力しています

3-2-6. この画面が出れば完了です

赤枠の箇所の情報が、テストネットの登録に必要になってきます。
メモしておいてください

3-2-7. Node確認サイトにアクセス

3-2-8. Validator Nodeの確認 : IP / DNSを入力して、Checkをクリックする

下記の5点を確認する

  • Aptos Devnetの横の表示が、Validatorであること
  • Healthyがaptos-node:okであること
  • Chain ID : 23であること
  • Connection Inbound : 0 (FullNodeを接続している場合には1)であること
  • Peer : NG (Validatorのため問題なし)、それ以外の項目はOKであること

FullNodeオプション

Validatorを動かしているサーバにて、docker-compose.yamlを変更することで、FullNodeも動かすことができます。
もし、FullNodeも動かしている場合には、下記の確認を追加してください

※ FullNodeも動作させるためのスクリプトは近日中にupdateします

3-2-9. Full Nodeの確認 : API Port : 80, Metric Port : 9103に変更しCheckをクリックする

下記の4点を確認する

  • Aptos Devnetの横の表示が、Full_nodeであること
  • Healthyがaptos-node:okであること
  • Connection Outbound : 1以上であること
  • Peer : OK (FullNodeのため必須)、それ以外の項目もOKであること

4. 登録

下記のページにアクセスして登録します

どの情報を登録するかの補足をします

PUBLIC KEYS

  • CONSENSUS KEY
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたconsensus_key
  • ACCOUNT KEY
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたaccount_key
  • VALIDATOR NETWORK KEY
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_network_key

VALIDATOR NODE

  • ADDRESS (IP OR HOSTNAME)
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_hosthost
    ※ 通常は、サーバを作成した際のIP or DNSです
  • VALIDATOR (NOISE) PORT
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_hostport
    ※ 通常は、6180です
  • METRICS PORT
    9101
    ※ もし設定を変更しているようであれば、その値を記載ください
  • API PORT
    8080
    ※ もし設定を変更しているようであれば、その値を記載ください

FULL NODE [optional]

  • ADDRESS (IP OR HOSTNAME)
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_hosthost
    ※ 通常は、サーバを作成した際のIP or DNSです
  • FULLNODE NETWORK KEY
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたfull_node_network_key
  • FULLNODE PORT
    6182
    ※ もし設定を変更しているようであれば、その値を記載ください

上記を記載したのち、左上にあるVALIDATE NODEをクリック

AIT1 application completed successfully: your node is verified!
と表示が出ればOKです

5. まとめ

以上でValidatorの構築は完了です。
AITへの登録についても、STEP 1 NODE VERIFICATIONについては上記で完了されます。
STEP 2 IDENTITY VERIFICATIONも実施しないと参加できないため、忘れずに実施してください。

Nodeのinstallの際には、私が作成したinstallerを使用しています。
どのように動いているのか興味がある人は、下記のGithubのリンクよりご確認ください。

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