Ethereum Layer2 の1つであるzkSyncに対応したWallet、Argent Walletの使い方を紹介します。
このWallet上で提供されている様々なサービスを利用することで、下記のメリットが享受できます。
公式リンクをたどると、ダウンロード用QRコードが表示されます。
お手持ちのスマートフォンで読み取り、Argentアプリをインストールします。
Argentアプリを起動します。
「Create new account」からユーザ名・メールアドレスを設定します。
続いて、電話番号とパスコードを設定すれば、アカウント開設完了です。
zkSyncアカウントへの入金方法はいくつかありますが、ここではシンプルかつ低コストな方法を2つ紹介します。
LayerSwapは、Binance・FTX・KuCoinなど大手CEXから、L2関連アカウントへ直接送金できるサービスです。
この方法のメリットは、CEXから直接送金できる手軽さです。
デメリットは、送金上限額が小さいことです。(ETH:1 ETH、USDC:1500 USDCまで)
まずは、Argentアプリで入金リンクを取得します。
ホーム画面で「Receive」を選択→「From an exchange」を選択。
LayerSwapが開きます。
送金したい通貨と数量、利用する取引所を選択し、「Swap now」を選択します。
LayerSwapのアカウント登録画面が開きます。
LOGINまたはREGISTERでアカウントに入ると、Read-only APIキーの入力を求められます。
今回はFTXを選択したため、FTXのAPIキーを取ってきましょう。
FTX右上の歯車マークから設定画面に行き、Api設定を開きます。
ここで「Create Read-Only API Key」を選択します。
表示される「API Key」と「API Secret」を、LayerSwapの入力欄にコピー&ペースト後、「CONNECT」を選択します。
Payment overviewが表示されます。内容を確認し、「CONFIRM」を選択します。
Withdraw先のアドレスが表示されます。FTXからこのアカウントへ、ETHを送金しましょう。
出金完了後しばらく待つと、Argentアプリで着金が確認できます。
以上、簡単でしたね。
2つ目の方法は、Metamaskからの送金です。
こちらのメリットは、送金上限が無いこと。
デメリットは、CEXから直接送れないことですかね。
さて、まずはArgentアプリで入金用リンクを取得します。
ホーム画面「Receive」→「From another wallet」→「MetaMask」→「Copy URL」と進み、リンクを取得します。
上記URLにアクセスし、「Add funds」→「Pay with MetaMask etc」を選択します。
送金数量を入力、「Send」を押し、MetamaskでConfirmします。
しばらくするとArgentアプリで着金が確認できます。
以上、Metamaskからの入金方法でした。
簡単ですね。
さて、アカウントに資金が準備できたので、次はArgentアプリ内のサービスを利用してみましょう。
現在使えそうなサービスは下記の通りです。
まずはTradeから。
任意の通貨同士を交換する機能です。UIとしては、DEXで行うSwapのような感じです。
ホーム画面で「Trade」を選択し、任意の通貨・数量を選択後、「Trade Now」を選択します。
Wallet Activityに履歴が追加され、しばらく待つと保有通貨に反映されます。
UIが素晴らしいですね。
送金、ステーキングができます。
触ったら分かります。ここでは画像だけ。
ETHやステーブルコインのステーキングなどが可能です。
他の誰かにETHなどを「ギフト」として贈ることができます。
ホームで「Send」→「Send to my Argent Vault」→ギフトを選択→「Amount」→通貨を選択→数量を選択→「Create gift」
と進むと、ギフトリンクが生成されます。このリンクをSNSなどでシェアすると、相手方はGiftを受け取ることができます。
さて、zkSyncに対応したWallet「Argent Wallet」の紹介でした。
Layer2ソリューションの低コストかつ高速トランザクションの未来を体験し、個人的には感動しました。
更にこのサービスを利用することで、zkSync、Argent、ZigzagなどL2サービスを複数利用することになるので、将来の給付金にももしかしたら期待できるかもしれません。
それでは~