DeFiでのAPY100%程の運用がやっと安定圏に入り、日本円から更に運用額を増す場合の手数料をざっくりと調べてみた
February 19th, 2023

DeFiのBalancerで得られるBAL報酬トークンを、手動でスマホ上の手順で、数十ドル貯まる度に流動性マイニングに複利投入していく方針を固めたのですが、その4ステップの手順の中に、本来のブラウザ上ではUIが操作を受け付けず、MetaMaskの内蔵ブラウザでしか行うことができない手順が含まれることがわかり、今朝、初めて4つの手順すべてをMetaMaskの内蔵ブラウザで行うことができました。ただ、作業効率はスクショとりながらやったこともあってよくなく、4ステップ終えるのに約10分かかっています。徐々に慣れて時間効率的にも改善したいところです。

4ステップを終えた際の現在の預け入れ資産をバナーに示しました。概算6000USDで概算80万円相当になります。

今朝の時点の利回りは110%程で、やや高めといったところ。

昨日からのBAL報酬トークンは15ドル相当程。少し少ない気がしますが、Polygonチェーンのガス代が十分に安いことはわかっているので、練習を兼ねて、いっそ[Claim all]します。

BALから現在の預け入れバランスの少ない方のUSDCにスワップして、複利運用しつつ、同時に変動損失を予防するための微調整を行います。

スワップで得たUSDCを流動性に補充します。

そして最後に[Stake this to earn extra]して、流動性プールに補充したことを示すLPトークンをステーキングに加算しました。

…これはこれで、実は、10分程かかって2000円程と考えると能率がいいように思うかもしれませんが、結局APYが100%を下回るリスクと常に隣合わせなので、すでに当初めざしていたイールドアグリゲーターによる全自動複利運用からは大きく外れてしまっています。

最初は、リスク要因により、暗号資産の運用は、3つに分ける予定でした。もっともリスクの低いBTCのペーパーウォレットによるガチホのローリスク運用、DeFiのイールドファーミングを利用したミドルリスク運用、そして積極的に暗号資産のボラティリティの大きさから利益を得る高度な金融知識を有するシストレ的なハイリスク運用です。

ハイリスク運用としては、Pythonで組んだボットを用いて、取引所のAPIにアクセスし、今の相場ならトレンドフォロー的な組み方で、比較的分かりやすいゴールデンクロスとデッドクロスを判断基準とするか、ボリンジャーバンドを判断基準とする方向だったのですが、TradingViewまたはPythonを用いてバックテストで過去データから利益を予測するのにもたついていました。その間にも、DeFi毎の僅かな価格差をボットにより瞬間的に見つけてアービトラージする手法とか、ボットを使って別の方法で利益を得る方法を知り、ボットの運用法を調べ直していました。

この時にはまだAstar最大のDapps Stakingを受けているDeFiであるArthSwapのことを信頼していたのですが、ArthSwapの日本語公式ドキュメントが更新されずに放置されていることがわかりました。また、ASTRが海外の取引所に上場する度にトークンとしての価値が跳ね上がっていくけれども、変動損失を恐れてASTRトークンを含む流動性マイニングを解除されるとDeFiで混乱が起こるため、ASTRの価値が跳ね上がりそうなニュースほど直前まで流さないことも同時にわかってきました。この2つがきっかけで、ArthSwapでのASTRトークンを含む流動性マイニングは中止しましたが、まだAstar内での運用に未練があったためAvaultでのステーブルコイン運用に切り替えましたが、これもUIの説明が英語ドキュメントにさえ記載されておらず、自動で複利運用なのが悪い方に働いて、暗号資産のナマの運用が見えませんでした。結局、1週間ほど運用してみて、UIの操作が分かった時点で、預け入れ時から1ドルも増えていないどころか何ドルか減った資産額になっていることが判明し、為替含まないドルでの評価ですから、減るはずがないところが減っているわけで、急ぎ運用をステーブルコインのみで構成される流動性マイニングで、もっとも利回りの高いものをDefiLlamaで探すと、今、運用している古参のBalancerさんに預け入れることになったわけです。

このときに、シンプルに最も利回りの高い選択をした結果、WUSDRというドルにペッグしながらも1割ほど価値が変動する特殊なステーブルコインを含んでしまっていて、その結果、APYは見かけ上高いものの、どの要因でWUSDRの需要が停止するか分からないリスクを含むことになりました。つまり、元は流動性マイニング自体はレバレッジかけているわけでもないため、ミドルリスクと言えるのですが、含んでいるトークンの特殊性によりAPYが極端に高く、同時に相応のリスクがあるため、ステーブルコインペアの流動性マイニングの中では最もリスクの高い状態になって、今日に至ります。当初考えていたよりもAPYとリスクの高さについてはボット運用に近づいてしまったわけです。

こうなるとAPYが低下して復活しない場合のために、学習コストの高いボットを使わない範囲で、もう少し低リスクな選択肢を想定しておく必要があります。現在のところ、それは、AvalancheチェーンでのGLPのステーキングが有望と思われます。

…とか考えている間にイーサリアムの上海アップグレードと、BTCの半減期がやってきて状況はまた変わるでしょうけれども、個人的には2023年6月以降に不動産クラウドファンディングの7桁償還があります。しかし、それを再び不動産クラウドファンディングに回すというのは、もはやあまり魅力を感じません。不動産STOの方も、流動性が確保される代償として、利回り的には不動産クラウドファンディングより大きいわけがないということも分かってきました。

今のところ、日本円で7桁の資産は、暗号資産運用に回すということだけ決めていて、どうやってAPYとリスクのバランスをとるかということに関しては、ステーブルコインのペアで流動性マイニングという、今とっている選択肢も怪しくなってきました。一昨日からBINANCEの発行するBUSDがUSDCの発行元のサークルにSEC経由で攻撃されて、いずれまたBINANCEがサークルに報復をするでしょうから、USDにペッグしているステーブルコインでさえも、毎日のように状況が変化しています。

唯一共通の課題として見えているのは、7桁となると一度に円から暗号資産に変えるのは、自分自身のヒューマンエラーが怖いので、何回かに分けるとは思うのですが、そうすると、送金手数料的に悪くなっていくであろうことは予想できます。この場合は総額からするとガス代的には問題ないのですが、当面の間の試行錯誤したりするのにガス代なりプライスインパクトを食らっていては、ジリ貧な気がしてきています。

ガス代的にも、別に送金する額に応じてガス代が大きくなるわけではなく、トランザクションの処理の重さのみで決まってくるはずですし、日本の暗号資産取引所の送金手数料も、無料の場合以外は1回の送金に対しての手間賃として固定額とされています。よく、送金するのに、最初わずかの金額で着金を確認をしてセルフゴックスがないアドレスとルートであることを確認してから、本体の金額を送金するということが推奨されていますが、この方法だと二重にガス代なり送金手数料なりを支払っています。

日本の暗号資産取引所では必ず2段階認証を踏んだ送金先の登録手順が送金前に入るので、過去にbitbankからMATICをMetaMaskに送金するのに失敗したという失敗例さえ記録しておけば、ほぼほぼ成功例しか送金先として登録していないので、新規に送金先を登録するときだけ、注意すればいいはずです。

というわけで、これから3ヶ月半ほどの間は、送金手数料で損をするのはコリゴリですので、今まで試さなかった能率が悪いと言われている、海外取引所でのクレジットカード払いを含めて、送金手数料周りをざっくり調べてみました。

現在BINANCEでは、BUSDが困ったことになっているので、USDTをGooglePay払い、結局はMastercardのクレカに紐づけされているものを指定して、購入しようとすると、15ドルが最小購入単位で0.31ドルの手数料と表示されました。2%程ですから、高いといえば確かに高いです。それにUSDTの価格は理屈上USDと同じであるはずのところが、1.016ドルと微妙に高値なので合わせて4%程損をしている気分です。

GLPを買う場合を想定して、AVAXもみてみると、こちらも0.31ドル手数料、最小送金額15ドル相当と、一律な基準。

現在、ガス代を払い続けているMATICの場合も同様。すごい一律感。

もしかしたらGooglePay経由じゃなくて、生のクレカ番号だと変わるのかとおもいきや、変わらず💦

変化があったのはASTRで、ちょっと前にBINANCE傘下のCoinMarketCapの暗号資産分析サイトで100位入りの価格をつけたはずなんだけど、BINANCE本体ではまだ草コイン扱いのままで、まずUSDTを買ってからスワップしろとの指示。今はBUSD騒動だから無理でしょうが、それが収まったら、直接購入できるようになるかもですね。

ETHでも見た目上同じ手数料扱いなのですが、このETHの1723ドルのレートは、どこまでマージン取ってるのか確認。

やはりUSDTと同じで1.6%ほど表示した時点でマージンつけて高くしてありました。でも、ここまでトークンのTVLが著しく大きなETHでも、相対的には大したTVLでもないUSDTでも1.6%のマージンというのは計算しやすくていいですが、BINANCEそのもののTVLがでかいので実現しているだけでしょう。他の取引所ではこんなにシンプルじゃないはずです。

実際にMATICを無料送金できるので頻繁にお世話になっているbitpointさんですが、MATICに関しては取引所がなくて、まだ販売所で買わないといけない状況で、レート的にはお高めなのかと💦

CoinMarketCapでJPY表示に切り替えてみると、なんとマージン5%上乗せされていたこと判明😭MATICについては送金手数料が無料の代わりに販売手数料で稼いでいたんですね。これだと、ETHの出金元として知られているDMMビットコインさんから、MATICとして出金できないため、ETHで出金してからDEXでMATICへとスワップした方が安い気がしてきます。今後、要検証です。

もしかすると、いままで国内取引所として国内の資本の取引所だけ見てきたので、海外資本のOKCoinJapanさんなら何かが違っているかもと思ったのですが、日本円の入金時点でクイック入金に非対応で、昔からの銀行振込にしか対応しておらず、これは試行錯誤の段階で少額入金が多い私の場合は問題外なので、非常に残念なところ。

最後に、海外取引所のGate.ioさんはASTRのEVM規格が直接買える取引所なので、それなりに存在価値があるので口座作ってあるのですが、同じ海外取引所のBINANCEとは全く違う方式になっていて、一律ではなく、5社ぐらいのブローカーの中から自分で暗号資産販売業者を選ぶ方式。しかしながら、もっとも安かったmercuryoなるブローカーを選んで、3.6%ほどの手数料で最小購入額の25.98ドル分のUSDTを実際に購入できるものかやってみましたが、上部にエラー表示されただけでした。海外のブローカーになってくると日本のクレジットカード会社で知られてない小さな取引先になるわけですから、日本側でブロックした可能性が高いです。

もう、各社各様であることだけはよくわかりました💦 そうなると、下手に海外取引所でトラブって英語でサポートを長々と仰ぐよりも、DMMビットコインさんで現状、BTCはLightningに対応してくれないとガス代が話にならないので除外すると、ETHとXRPの出金対応しか残っていないため二択になりますが、クイック入金、送金手数料無料、取引所の3点セットを完備しており、今のところ一番妥当なラインかと思いました。

ではでは<(`・ω・´)

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