約束が反故にされるとは…

吉川タイムズが上越タウンジャーナルを訪問して「お詫び」したと投稿しているが、投稿内容があまりに事実に反している上、約束したことを反故にする内容で、正直驚いた。ほぼすべてが、曲解というか嘘というしかない内容で、あまりにひどすぎるので、以下指摘する。

これがその投稿
これがその投稿

「執筆した記者に対応いただきました」

とあるがそんな説明は一切していない。上越タウンジャーナルは無署名の記事がほとんどなので、誰が書いたかは基本的に明らかにしていない。今回も同様で、わたしが対応したのは編集責任者だからだ。記事を書いたから対応したわけではない。

「弊紙のお詫びはすでに掲載しておりますが」

とあるが、盗用を認めた上でのお詫びはこれまでも現時点でもウェブサイト上には一切ない。面会した際は、盗用を認め、盗用したことをウェブサイト上で明らかにすると約束していた。

「A記者により数点の指摘や要望がございました」

まずA記者というはここで初めて出てくるのでだれなのかわからないが、仮にわたしだとしたら、「これを受けて、弊紙全記事を点検し、吉川区のイベント等、また、直接取材の記事を残し、削除いたしました。」ということが事実に反する。わたしが求めたのは次の3点だ。

  1. 盗用したことを認め、すみやかに公表すること
  2. 盗用の全容を自ら検証し、公表し、読者に説明すること
  3. 上越タウンジャーナル以外からも盗用していることが明らかなのだから、その被害者(地方紙など)に対しても、上越タウンジャーナルに対して行ったように説明と謝罪をすること

わたしは、3つを行うという確約を得て面談を終えたと認識している。

しかし、今回のウェブサイトでの説明では、1の約束は完全に反故にされている。残り2つも「数点の指摘や要望」という言葉で読者には隠蔽されており、やるのかやらないのか明らかではない。

「誹謗中傷、ネガティブキャンペーン」

最後にある「フェイスブックを含むネット上で弊紙への誹謗中傷、ネガティブキャンペーン、吉川区への中傷等を行っておられる方はおやめくださいますよう、お願い申し上げます。」というのも本当におかしい。

フェイスブック上でみられるのは「誹謗中傷」などではなく、ほとんどが正当な「批判」だ。ジャーナリズムを標榜している自称ニュースメディアが堂々と盗用を繰り返していれば、批判されるのは当然だ。それを誹謗中傷とかネガティブキャペーンと表現するということは、盗用の事実を認めていないということを意味することになる。

以下は細かいことだが……さらに…

「上越タウンジャーナル問題」

「上越タウンジャーナル問題」というタグを設置しているが、上越タウンジャーナルは被害者で、盗用という問題を起こしたのは吉川タイムズだ。自らの違法な行為について言及せずにその被害者を「問題」と定義するとは…。

「顧問」?

「今後に関しましては、法的な問題も含めて弊紙の顧問と相談します」とあるが、この「顧問」という人がもし実在するなら、なぜこんな対応を許すのか理解できない。

終わりだと思っていたのに

記事、写真を多数盗用した上、このような対応は考えられない。もうこの件は先方で自ら検証してもらって終わりだと思っていたのに…。

ほんとばからしい。

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