thirdwebでOpenEditionを作る  (part2)
May 8th, 2023

それでは早速2回目を開始します。今回はNFTの生成から販売開始までを案内します。

(日本語圏以外の方へ:出来る限り翻訳しやすい文章を心掛けていますが、分かりづらい場合はスクリーンショット画像を参考にしてください)

目次

  • NFTを作成

  • claim情報(価格、期間等)を設定

  • 販売用URLを取得

  • (オマケ)自分で購入してみた

5.NFTを作成

コントラクトが完成しましたので、早速NFTを生成しましょう。前回「画像を用意してください」と申し上げましたが、Thirdwebは動画や3D作品のNFT化にも対応されています。

thirdwebにアクセスし、View contractsをクリックします。
前回作成したコントラクトが表示されますので、NFT’sTabをクリックします。

NFTを生成します
NFTを生成します

コントラクト上のNFT一覧画面が表示されます。(今はまだ、何もありませんね)
Single Uploadをクリックします。

Single Uploadをクリック
Single Uploadをクリック

NFTのデータを入力する画面が表示されます。
この画面では作品のアップロード、名前および説明文章の設定が可能です。
treat等の設定もできますが、設定しなくても問題はないため今回は省略します。

画像のアップロード、名前等のデータを入力後、Lazy Mint NFTをクリック
画像のアップロード、名前等のデータを入力後、Lazy Mint NFTをクリック

全て確認が完了したらLazy Mint NFTをクリックします。
この工程は、ガスを消費します。(本番環境の場合、MATICが消費されます)
※メタマスクの設定によっては、法定通貨の換算金額が異常な値を示す場合があります。(この画面の場合、0.04MATIC=約5JPYが正しい金額です)

ガス代を支払うと、NFTが生成されます
ガス代を支払うと、NFTが生成されます

トランザクションが通ると、画面にNFTが表示されるようになります!ちょっと嬉しいですね。

出来ました!!まずは一安心です
出来ました!!まずは一安心です

6.claim情報(価格、期間等)を設定

いよいよ最後の作業です。販売に関する設定を行います。

!注意!
PolygonチェーンのOpeneditionで選べる通貨は以下のとおりです。
レートが全く異なるため、設定通貨を間違わないように気を付けてください。

希望価格とレートの計算をお忘れなく
希望価格とレートの計算をお忘れなく

NFT一覧画面の右側にある矢印➡をクリックします。
作品情報が表示されたら、claim conditions →Add Phaseの順番でクリックします。
(ここからAirdrop等も可能ですが、今回は説明を割愛します)

NFTの販売に関する事を設定できます
NFTの販売に関する事を設定できます

この画面では販売開始時間、NFTの枚数、価格等の設定が可能です。
販売期間については複数の設定が可能なようです(例:1日~5日まではホルダー限定、6日~10日までは全員購入可能)ですが、今回は割愛します。

Manifoldとほとんど同じです。
Manifoldとほとんど同じです。

全て設定が完了したらsave phaseをクリックします。この工程は、ガスを消費します。(本番環境の場合、MATICが消費されます)
なお、設定の間違いに気づいた場合、セーブ後も修正可能です(ガスは別途消費されます)

セーブが完了したら、自動的にNFT一覧の画面に戻ります。これでいつでも販売できますね!


7.販売用URLを取得

NFT一覧画面の左側メニューからEmbedをクリックします。

URLを取得していきましょう
URLを取得していきましょう

NFTの格納場所(URL)が表示されます。
1➡NFT本体の場所
2➡ブログ等、HTMLの埋め込みが可能な場所に設置する場合のHTMLコード

URLが表示されました
URLが表示されました

このままだと分かりづらいので、私のNFTで例を示します。

1➡NFT本体の場所 上記1の、URL(id=0までの部分)です。貼り付けると、以下のように表示されます。 Twitter等で販売場所を告知する時はこのURLを利用します。 プレビューがツイートに表示されないので、NFTや販売画面のスクリーンショットを切り抜いた画像を添える事をお勧めします。

2➡埋め込み用コード
上記2の全文です。copy to clipboardでコピーし、ブログサービス等に埋め込みます。
mirrorでは埋め込みが出来ないようです。埋め込みに対応していないサービスの場合は、1を使いましょう。

※Tips※
HTMLの埋め込みが出来ない場合、Twitterで告知したツイートを埋め込む方法をお勧めします。
こんな感じですね。

ついに販売できるようになりましたね!1の販売ページに移動してみましょう!!!!

AWWWWWW EYAAAAAAA!!!!
AWWWWWW EYAAAAAAA!!!!

お疲れさまでした!!!!!これで全て完了です!!!!!


8.オマケ(自分で購入する)

本当に動作するか不安なので、自分でこのNFTを購入してみました。polygonチェーンの場合、ガス代はMATICで請求されます。
※メタマスクの設定によっては、法定通貨の換算金額が異常な値を示す場合があります。(この画面の場合、0.03MATIC=約5JPYが正しい金額です)

mintをクリックすると購入されます。ガス代はMATICで請求されます。
mintをクリックすると購入されます。ガス代はMATICで請求されます。

数分程度で購入が完了します。念のため、Openseaで表示を確認しましょう。

 

バッチリですね!!!!


後書き

ミームコインのブームによりuniswapくんが稼働しすぎてガス代が(現在も)高騰していますね。現在のブームが終息した後も、このような事態は起こる可能性があります。アーティストとして、販売経路を複数用意できればリスクの回避が可能です。polygonチェーンならば、エアドロップもフリーミントも気軽に行えます。

あなたの選択肢の一つに、thirdwebが加われば幸いです!

最後に、pnizo氏、ranbuta氏に多大なる感謝を捧げます。
試行錯誤の最中、助言や励ましをいただきありがとうございました。
(このエントリをcollectedしていただいて光栄です)

びんぞこネッコチャンより。

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