ガス代高いっすね(挨拶)
気合いを入れた1/1EditionはETHで販売できる。でも、エアドロップやホルダー特典のような、多量のトークンを配るにはガス代がとても厳しい。polygonETHとかMATICが使えるManifoldみたいなサービスがあればいいですよね。
今回はthirdwebの初歩的な使い方を紹介します。恐らく多数のアーティストが現状困っていると思われるPolygonチェーンのOpeneditionの手順を紹介します。 (フリーミントも同じ手順で作成可能)
文章が長くなりそうなので、今回はコントラクトの生成までを案内します。
(日本語圏以外の方へ:出来る限り翻訳しやすい文章を心掛けていますが、分かりづらい場合はスクリーンショット画像を参考にしてください)
MATICを入手
アップロードする作品を準備
thirdwebにウォレットを接続
polygonチェーンのコントラクトを生成
(次回案内)NFTを作成
(次回案内)claim情報(価格、期間等)を設定
(次回案内)URLを取得
MATICは仮想通貨の一つであり、PolygonETH作品を購入する際にガス代として利用されることが多いです。最近は、NFT購入用の通貨としても知られています。レートは2023年4月現在、 1MATIC=約1USD(約140JPY) です。
MATICの一番簡単な入手方法はメタマスクのスワップ機能を利用する事です。MATICは取引所でも購入可能ですが、私はその方法を使ったことが無いためここでは解説しません。
メタマスクのネットワークを「Polygon」に変更した後「スワップ」で、WETH(PolygonETH)→MATICを選択。必要な量を変換します。(恐らく、2MATICで充分な量となります)
数分程度の処理時間で、MATICがウォレットに追加されます。
過去にNFTとして発行されていない作品を一つ用意します。
(初めての挑戦なら、ラフスケッチでもいいでしょう!)
👇thirdwebにアクセスします。次にダッシュボードに移動、ウォレットを接続します。
今回は「Polygonチェーン」で生成するのでPolygonネットワークを選択してください。
注意!!この説明文書は、Goerliネットワーク(テストネット)でのテストをスキップしています。
操作が不安な場合は、同様の手順をテストネットで行う事を推奨します。
以下の手順で、コントラクトが生成されます。
次の画面に遷移すると、沢山の選択肢が出てきます。数が多く間違いやすいので注意してください。
今回はERC-1155のOpenEdition作成が目的のため、以下の項目を選びます。
画面下部にプログラムを入力する箇所がありますが、ここは技術者や、理解できる方のみ利用してください。
右上のDeploy Nowをクリックすると、コントラクト設定の画面が表示されます。
この画面ではコレクション名、シンボル名、コレクションの説明及びロイヤリティの設定が可能です。
設定完了後、ネットワーク設定の確認を行ってください。間違っている場合、変更が可能です。
本番環境の場合はpolygon,テスト環境の場合はGoerliを選択します
全て確認が完了したらDeploy Nowをクリックします。
この工程は、ガスを消費します。(本番環境の場合、MATICが消費されます)
※メタマスクの設定によっては、法定通貨の換算金額が異常な値を示す場合があります。
(この画面の場合、0.18MATIC=約25JPYが正しい金額です)
コントラクト生成終了後、メタマスクから署名を求められます。
これはthirdwebのダッシュボードにコントラクトを表示させるための署名です。
数十秒から数分後に画面が切り替わります。コントラクトが生成されました。
長くなりそうなので、エントリを2回に分けたいと思います。
次回はNFTを生成して、販売する手順を案内しますね。