「この情報検索、誰かやってくれないかな。」日々感じていた願望が、思いのほか早く実現しそうです。GPT Builderで作ったカスタムGPTを活用しています。
こちらの記事の続編です。
2022年9月の記事です。
当時は情報検索アシスタントのような人を育成して、医療現場で活躍してもらいたいと考えていました。
AIで実現できるのはまだまだ先のこと、と思っていたのです。
あれから1年後、ChatGPTの「GPT Builder」を使って、オリジナルのカスタムGPTを作成できるようになってしまいました。
すでに、情報検索の実践にフル稼働させています。
ぼくが作成したGPTを紹介します。
ChatGPTの有料プランである「ChatGPT Plus」に課金しているユーザーのみ利用できます。
指示されたトピックに関して、以下のような情報検索を行い、要約して出力します。
過去4週間に発表された論文
死亡率・疾患発症率など真のアウトカムを検討した論文
ランダム化比較試験・ランダム化比較試験のメタ分析
指示された論文(リンクまたはPDF)に関して、以下のようなフォーマットに要約して出力します。
参加者
介入
比較
アウトカム
研究デザイン
結果
結果まとめ
文献
どちらもまだ荒削りですが、とても便利なツールです。
Clinical Informationistで見つけた論文をひとりジャーナルクラブで要約することで、情報収集力が格段にスピードアップします。
医療情報検索には他のAIツールも活用しています。
最近よく使っているサービスはこちらで紹介しています。
日進月歩ですので、新たなサービスがあれば試していきたいと思います。
もちろん、従来の検索ツールも使います。
ChatGPTではチャットで質問できるメリットが大きいですね。
※情報収集・要約作成・画像生成にAIを活用しています。