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[どこかの DEX の名前] に向かいトレードを始める。そして買いたいトークンを選び、「Swap」ボタンを押そうとする…がここで気づく。ウォレットにネットワーク手数料用の ETH がないことに。なんてこった。
この場合他のウォレットや CEX (中央集権型取引所) から ETH を送らなければいけません。もっとひどい例では、高い手数料を払ってクレジットカードで ETH を買わざるを得ないこともあります。そしてこのスワップの旅の目的さえ忘れてしまうのです。
極端な例でしょうか?とにかく要点が伝わっていれば幸いです。
もう必要ありません。Bebop ではトークンのトレードに ETH が必要ないのです。ネットワーク手数料は見積価格に含まれており、そのひとまとめとなって表示されている価格が、あなたの得られる価格なのです。では一から解説していきましょう。
分散型金融 (DeFi) でのトレードに慣れていない方の中には、 「ガス代」 (ネットワーク手数料) という概念にあまり馴染みのない方もいることと思います。ここで先に要約を出しておきます。ガス代とはブロックチェーン上での各トランザクションを完了してもらう対価として支払わねばならないもののことです。
ブロックチェーンのマイナーはトランザクションの検証と処理を行う存在です。銀行での送金手数料と同じようなもので、トランザクションを送るときには彼らの担う演算処理に対価を払う必要があります。そしてその対価の余剰分が彼らの利益となります。ただし完全なる透明性をもち、トラストレスである点が銀行の送金とは (良い意味で) 異なります。ガス代の価格は需要と供給の勢いによって決まります。例えば、ネットワークが混雑しているときはガス代が高くなります。
ブロックチェーンにはそれぞれ独自のネイティブトークンがあり、これがネットワーク手数料の支払いに使われます。ネイティブトークンにはユーティリティがあるのです。例えば、Avalanche チェーンでは AVAX、Polygon では MATIC、Ethereum では ETH が支払われます。 あの Bitcoin チェーンでさえも、BTC がネットワーク手数料として支払われているのです。
Bebop ではチェーンのネイティブトークンをウォレット内に保有しているかどうか気にする必要はありません。ここで強調しておきます。Bebop は現在 Ethereum 上でのみ (2022/11/27 現在 Polygon 上でも稼働しています) 稼働していますが、トレード用に ETH を用意しておく必要はありません。ガス代はあらかじめトレードの見積価格に含まれており、いったんトランザクションが開始されればそれが変動することもありません。
Bebop はプロフェッショナルなマーケットメーカーを用いて見積価格を提供しています。表示される見積にはスワップ価格と、流動性提供者 (LP) がトランザクション発行の対価として要求するガス代の両方が含まれています。トランザクション発行は Bebop の保有するウォレットが行うので、ユーザーのみなさんがガス代用の ETH を用意しておく必要はありません。その代わりにこのガス代は透明性をもって提示され、元々のトレードから差し引かれます。トランザクション用の ETH をしかたなく用意しておく、ガス代がいくらかかるかわからない、という 2 つの事態の発生を抑えているのです。
ただしここで 1 つ明らかにしておきます。他の DEX 同様、Bebop で初めてトレードを行うときにはトークンの承認 (approve) が必要となります。この承認には ETH の支払いが必要となります。またウォレットごとにトークンごとの承認が 1 回ずつ必要となります。
(注: Bebop はすでにオープンになっており、現在誰でも利用できます)
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