顧客、ファン、ロイヤリティー- Consensus 2022

(元タイトル:Consumers, Fans and Loyalty)

スタートアップから大企業まで様々なブランドが次々とNFTを取り入れ始めています。その中でもダイナミックな動きをしているブランドマーケティングの2人からコミュニティーとクリプトが顧客と会社の関係性にどのような変化をもたらせているかについて話します。

スピーカーはアンハイザー・ブッシュのカスタマーコネクション部門のSpencer Gordon氏。アンハイザー・ブッシュは世界第三位のビール生産量を誇るベルギーの大手ビール製造会社です。

最近はNFTを利用したマーケティングの大手企業の先駆者としても知られており、スーパーボールのスポンサーのブランドコラボレーション等も担当しています。

モデレーターはnft nowの共同総評社のAlejandro Nabia氏によって進められます。nft nowはNFTに関するメディアサイトです。

まず初めに、Gordon氏は顧客、ファン、そしてコミュニティーの違いについて話をします。

顧客(Consumer):あなたの製品を買う人のこと。例えば「持ってくるの忘れたから買おう!」と空港でとりあえずあなたの製品を買う人もそう。

ファン(Fan):10つの違うものからあなたの商品を選ぶ、また他の人に話をする人のこと

コミュニティー(Community):似たもの同士が集まり、現実世界でもオンラインでも他の人たちと「一緒に」体験ができること  

NFTはブランドの「民主主義化」を達成する媒体だとGordon氏は言います。

ブランド自体や他のファン達との関わる為のチケットとなります。

NFTホルダーのコミュニティーに入って話をする事はもちろん、自分が好きなブランドの意思決定に関わることもできるかもしれません。

色々な可能性がある仲でどのようにコラボレーションするのか、またコミュニケーションを取っていくのかがすごく重要になります。

Gordon氏は大手企業とのNFTマーケティングを進めるにあたり、法律を侵さないようにたくさんリサーチをした事、良くも悪くもブランドイメージに直結する為PRの仕方について慎重になった事、また収支に大きく影響を与える為、トークンの設計は一番大変だったと話します。

Gordon氏は自分の好きなNFTは何か?と聞かれ、「Flower Girsl」と「Bobby Hundred」のファンとのエンゲージの仕方だと答えてます。

NFTはマーケティングの手法であり、NFTを購入してもらうことはゴールではない。NFTを購入してもらった後にどのように現実世界の製品とエンゲージしてもらうことが重要だと締めくくります。

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