こんにちは。薬学生です。
今回は最近登場した『Mail3』というプロジェクトについて紹介したいと思います。こちらのプロジェクトは、簡単に言うとWeb3用のメールサービスで、ウォレットがあれば従来のメールのように簡単にメールをできるサービスです(なお、現在はENSホルダーのみ対象です)。
なお、Gmailなどを普段から使われている方は、感覚的に使い方が分かると思いますので、まずは何も見ないでMail3の操作性を試してみるのもありだと思います。
それでは早速Mail3を使ってみましょう!
なお、この記事を書いている7月14日時点では、ベータ版が公開されている状態ですので、ENSを所有している人が主な対象となります。
まずMail3のアプリを開きます。「Connect Wallet」を選択しましょう。
以下のように接続できるウォレットの選択肢が表示されますので、お好きなウォレットを選択しましょう。なお、現時点ではMetaMaskとWalletConnectのみ選択可能ですが、将来的にはPhantomやKeplr、Polkadotなど、非EVM系のブロックチェーンも対応する見込みです。
以下の「Check」を選択することによって、Mailを送信する時などに毎回Signする必要なく、Mail3を利用することができます。
以下の画面が表示されればログイン完了です!
それではメールを作成していきましょう!
まず画面右にある「Write」を選択します。
以下の通り、通常のメールアプリと同じように下書きが表示されますので、必要事項を記載しましょう。
メールを作成し終えたら、「Send」を選択してメールを送りましょう。これでメール送信完了です!
なお、メールの宛先に困りましたら、yakugakusei.eth@mail3.meまでメールしてもらっても大丈夫です(返信は保証しかねますが、、)。
なお、新しいメールを受け取ったときは、Inboxの中のNewという欄に、以下のようにメールが表示されます。
Mail3の注目機能として、署名カード機能があります。以下のように、メール作成画面の右側の「no signature card」を選択すると、署名カードの選択肢が表示されます。ここで「mail3.me」を選択してみましょう。
すると、以下のように自分のENS固有の署名カードが表示されます。これによって、メールの送り主がユーザー自身であることを証明することが可能になります。
ためにし、自分自身にメールを送ってみたところ、以下のように表示されました。なお、こちらのメールは従来のGmailなどに送信することも可能であり、その場合にはpngファイルとして添付されることとなります。
最後に、署名のカスタマイズの仕方について紹介します。
まずトップ画面右上のアカウントを選択し、ポップが表示されたら「Settings」を選択しましょう。
以下のような画面が表示されますので、「Add Text」の欄の中を自由に変更することで、署名をカスタマイズできます。なお、署名・署名カード共に、右側のボタンのオンオフを切り替えることで、デフォルトでメールに追加するかどうかを選択することができます。
以上で、Mail3の使い方の紹介を終了します。もっと詳しくMail3について知りたいという方は、Takaさんがライトペーパーを和訳していますのでそちらをチェックしましょう!
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