CharityNounsDAO始動・運営メンバー募集のお知らせ

CharityDAOファウンダーのYassyです。

当記事では、今年3月に発足したCharityDAOの今後の展開(Nounsの仕組みやクリエイティブを用いたCharityNounsDAOの立ち上げ)が定まったことに合わせて、

・CharityDAOの概要
・なぜCharityDAOをするのか
・CharityNounsDAOについて
・運営メンバーの募集

についてお話しさせてください。

CharityDAOの概要

CharityDAOは、NFTオークションにて得た収益の100%をトレジャリーに格納し、NFT1つにつき1票の投票権で寄付先を決めて寄付するDAOです。

今年の3月に僕と大学の友人の二人で始動しました。

当時はまだクリプト領域に参入して1ヶ月くらいだったので、当然の如くスマコンは書けないし、DAOという概念すら何となくしか理解していませんでした。

それでもまずは何かやってみたいと思い、
・クリプトの先人たちがなかなか入らないお金の稼ぎづらい領域
・社会的インパクトが大きい領域
の二つが交わるところを探し、チャリティに行きつきました。

当時からチャリティDAOはあればいいよね、とは言われていましたが、税制がややこしいだの、スマコンの実装が難しいだの、いろいろな理由が並べられて実現に至っている例はありませんでした。

僕たちは、できる範囲でいいから、まずは一回試してみて次に繋げるという目標で、
・OpenseaでNFTを売って、収益は僕のウォレットへ入金する
・NFTホルダーで寄付先の投票をする
・決まった寄付先に、寄付金を現金化して寄付する
という超ミニマムなチャリティDAOを作ろうと考え、発表しました。

そんな僕のツイートに、超スーパー税理士の柳澤先生が反応してくださったのが、物語の始まりです。

かの有名な渡辺創太さんの海外法人設立のサポートをしたり、数々のクリプトスタートアップの顧問税理士をしたりと、クリプト系の税理士さんの中で大御所中の大御所先生です!

柳澤先生とお話しした後、次は超スーパーエンジニアのせりさんが加入してくださり、3日間でスマコンが完成、1週間ほどでサイトのUIまでできてしまいました。。。

普段はno plan incのCTOをされている他、JPYC技術顧問も兼任されています。や、やばい。。。(笑)

そしてこれがチャリティDAOv1のサイトです。

まだオークションサイトはできていないので、
・Twitterにて擬似オークションを開催
・直接トレジャリーへ送金してもらい、引き換えにNFTを送付
・寄付先はdiscordで提案してもらい、運営が直コンで書き込む
・サイトにウォレットを接続し、NFT1つ=1票で投票する
という流れになっています!

これを使い、実際に0.413ETH(当時の16万円)を集め、ホルダーさん18人で3つの寄付先に対して投票を実施し、D×Pさんという若者の支援をしているNPO団体へ寄付を実行しました。

ここまでがv1でやったことです。

とにかく運営チームのスピード感がものすごかったし、次々と強力な仲間が加わって実際に寄付が実行できたというのはめちゃめちゃ感動ものでした(笑)。

なぜチャリティDAOをするのか

実際にチャリティDAOの一連の流れをして思ったことは、自分の出した額の何十倍ものお金を、DAOメンバーで投票して寄付したことに対して、想像以上の満足感があったことです。

そして今こうしてチャリティDAOをさらにグレードアップし、持続的なDAOにしたいと思っているのは、さまざまなNPOや社会起業家にヒアリングする中で、その課題感に対してやっぱりチャリティDAOが効果的だし、誰かがやらないといけないと思ったからです。

NPOの資金面での課題感としては大きく分けて2つあり、

  1. そもそも寄付金が集まらない
  2. 寄付者のインセンティブが少なく継続的なコミットに繋がらない

というものです。

1に関しては、そもそも日本に寄付文化がないこともあり、アメリカと比べると動いている額は40分の1程度です。

その少ないパイの中で、似たようなNPO団体よりもお金を集めるべく広報にお金をかけているという状況です。

また2に関しては、寄付をしても送られてくるのはニュースレターくらいで、寄付している実感が湧きづらいということです。

実際に月額寄付をやめる理由としてかなり多いと聞きましたし、僕の知り合いも同じことを話していました。

これらの課題に対し、チャリティDAOであれば、

  1. グローバルから寄付金が集められる
  2. 投票など主体的な参加ができたり、他のインセンティブがつけられたりと、寄付者の満足感が向上する

と考えています。

その上、DAOとして運営が手離れできるような仕組みができれば、「寄付金が集まり寄付がされる」というのが永遠に実行される、全自動チャリティマシーンが誕生します。

ここまでできれば間違いなく、日本の寄付総額はもちろん、世界の寄付総額も大きく押し上げるような革新的な仕組みになります!!

CharityNounsDAOについて

一方で、今のCharityDAOをこのまま続けていくのにも、いろいろな課題感がありました。

大きなものが、
・グローバルへのリーチ
・アートワーク
です。

この点、既にグローバルで影響力があり、数多の二次創作が生まれるほどアートワークが魅力的な「NounsDAO」に乗っかるのが一番最適だと判断しました。

NounsDAOは昨年の8月に最初のNoun(NFT)がオークションにかけられてから約10ヶ月間、毎日オークションが続いており、執筆時点でのトレジャリー額は2万5千ETH(約57億円)と、膨大な額を抱えています。

また日々NounsDAOをグレードアップさせるためのいろいろな提案がされており、NFTホルダーの投票によって可決されるとトレジャリーから資金が送金されます。

最初は運営が基盤の仕組みは作りますが、それ以降はコミュニティメンバーによってボトムアップで磨き上げていく、持続的な仕組みが設計されています。

CharityNounsDAOに関しても、現状はこれをベースに、チャリティに必要な要件を追加していく方向性で考えています。

具体的には、

  1. 1時間に1回くらいの周期でCharityNounが生成される
  2. 1つおきにチャリティ用トレジャリーとDAO用トレジャリーへ送金される
  3. チャリティ用トレジャリーは1~2週間に1回の寄付先投票イベントにて決まった寄付先へ送金
  4. DAO用トレジャリーはコミュニティからの提案に対し投票を行い、可決された際の資金として使用

という流れです。

細かいところは今後変えていく可能性は十分にありますが、基本的にはこのような形で進めていきます!

運営メンバーの募集について

今回CharityNounsDAOを立ち上げるにあたり、運営メンバーを募集しています。

主に、

・フロント/サーバー/solidity エンジニア
・英語堪能なコミュニティマネージャー
・デザイナー(ドット絵デザイナー含む)
・Twitter運用やりたい方

でご興味ある方はお気軽に僕(@dadadaiki3150)までDMください!

またお近くに上記のようなスキルのある方がいらっしゃれば、ご紹介いただけるととても嬉しいです。

チームの運営Discordチャンネルは毎日情報のやり取りがあったり、CharityDAOの仕様の話をしていたりと、かなり活発に動いています!

今年の秋には最初のオークションが始められるようにスピード感を持って進めていきますので、関わっていただける方はぜひお早めにご連絡ください。

よろしくお願いします!

CharityDAO Founder : Yassy🦉(@dadadaiki3150)

CharityNounsDAO Twitter Account:(@charitynounsdao)

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