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[Research Note] X to Earnと相性がいい領域について
Sakai Manufacturing Lab.
0xc946
May 2nd, 2022
2022.04.28の
@ishicorodayo
と
@tko99999_jp
のTwitter Spaceのメモ
X to Earn はなぜ自社トークンを発行するのか?
Cryptoサービスの強みは通貨発行権(シニョリッジ)を持つことができること
今までのビジネスではシニョリッジを持つことは不可能だった.
独自通貨を発行するにおいて担保が必要ない
恣意的に無担保でトークンを発行することができる(発行条件を設けることができる)
ETH,SOLにすると仕入れが必要になるが,独自トークンにすると原価がいらない
ユーザーは運営側に独自トークンをSOL等に交換するのではなく,DEXで交換する
X to Earn の取るアプローチ
X to Earn に求められるアプローチ
投機目的以外の需要の創出
Burnの原資を用意する
X to Earnは外部エコシステムからお金を取れるかどうかが重要
CO2排出権を市場で売却する
テスラがやっている
STEPNもやろうとしている
Burnの原資があるかが価格の成立に於いて重要になる
Sustainableなトークンモデルを作るためには,ETHのように決済手段として確立するか外部エコシステムが必要になる
いかに外部エコシステムと繋ぐことができるができるかがポイントになる
無担保型のトークンは発行量とBurn量のバランスが重要になる
Axie Infinityの事例
スカラーモデル(レンタル制度)の発明
利点
ユーザーとしては原資として買わなくてもよくなる
エコシステム側としては買いの需要は減っていない
問題点
スカラーマネージャーのような大口が増える
大口が抜ける瞬間に売り圧が一気に増加する
市場価格が落ちる→ ユーザーのパニック→ 大幅暴落につながる
Axieはギルド運営に最適化されていた
Greedが一番儲かっていた
Stepnの事例
STEPNはエコシステムが大口に適していなかった(獲得できるトークン,新規アイテムの生成フロー等)
売り圧が発生しづらい
クジラについて
クジラが入るべきか入らないべきか?
クジラによってプロジェクトが伸びることもある
WLのホルダーの数を見る
クジラの保有割合を見る
ガバナンストークンのステーキングについて
コミュニティのトレジャリーにステーキングさせることによって,売り圧を減らすことができ,トークン価格の下落を防ぐことができる
L1チェーンのステーキングと異なり,Dappsのステーキング売り圧を避けることが目的の場合が多い
Web2 Play to Earnとの違い
Web2 Play to Earnの賞金の原資は課金か広告になってしまう
課金が入るとある地域ではギャンブルとすて法に抵触する可能性がある
広告単価が高くないと成立しない
賞金が原価として計上されるので原価率が低くなりやすい
Web3はシニョリッジによって原価0で通過を発行することができる
Web3サービスのポイント
外部エコシステムとのつなぎ込みができている
トークンホルダーの数が多い
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