[Event Report] Web3は食のパーソナライゼーションを加速するか?:フードイノベーションの未来像 vol.9

2022.04.28にこちらのイベント参加したのでメモ

データ社会について

  • そもそもデータ社会になる前から,我々はデータでジャッジされてきた
    • 偏差値,米の取れ高など
    • より客観的なデータで平等性が高くなったと解釈すれば良い

食の可能性

  • ヘルスケアは病院にかかる前に、生きること全てを支える
    • 病気は時間的蓄積で発生する
    • 常にトラッキングできているのが良い
      • 個人,企業,社会全てにとって良い
  • 個を軸にしながら散らばったデータで価値を作る
  • 食は多様なロングテールがある
    • 日本は美味しさと言う点では強い
    • が、楽しむほど健康から遠ざかってしまう(量がちょっと多めに作られている
      • みんなに同じ量を提供しているため,多めに提供される傾向がある
  • 検索技術がパーソナライゼーションになった
  • 食のNetflix、Spotifyが出てくる
    • 日本から出てほしい
  • 食のサスティナビリティが求められる
    • 日本は悪くない位置にいる
    • アメリカ食生活になると,地球は7個必要になる.日本は1.8個,インドは0.8個(牛を食べないため)

食のデータ

  • Apple,Google Healthによるデータの収集
    • 経済合理性では歪む
  • 外食は栄養・ボリュームが管理されているので,一番健康的
    • あとはパーソナライズのみ
  • データを管理することでできること
    • その季節に最初に生まれた筍はおいしい
      • タイムスタンプを押して管理できる
    • 肉料理に合うのは酸味が高いトマト
      • タグをふる
  • 生産者と消費者が分離されているため,その食材の適した食べ方,切り方,組み合わせ方などの知識は農家に眠ったナレッジになっている

Web3と食

  • Right to Access がWeb3における基本概念
    • EUは実装している
    • 中央集権的なデータ管理は最終的にEveilになってしまう傾向にある
  • Web3パーソナライズは行きすぎた工業化に対するソリューション
  • データへのアクセス権を個人が持ち,活用の仕方が民主化される
    • 透明性,追跡可能性によって,繋がりが可視化できる
  • 自分一人で難しいことをデータが助けてくれる、それがパーソナライゼーション
  • データは保有ではなく,使い方で価値が変わる.使い方の部分をBCでトレースを行うべき
  • マーケットが全世界でつながることによって,少数派の価値を感じる人を集めることができ,価値を適正につけることができる
  • 既存プレイヤー個社のデータ取得合戦について
  • マスマーケットで消費されないためにお金で制御していた
  • グローバルで日本料理は味が統一化されていない.中国料理は統一化されている(内陸料理

note

  • データの保有者と、サービス提供者は別で良い
  • 長い食の積み重ねで病気が発生するので,日々の食の蓄積は重要
  • 食べることは投票
  • Eat To Earn
    • 食べてくれれば,トークンがもらえる(本来その人が食べるべき物,量がある)
  • Cook to Earn
    • 作ることで広げる→食材の生産者の魅力を伝える人
  • 適切に栄養を取る,適度に運用,睡眠を取るが必要
    • 食べたものの情報の入力がめんどくさい
    • 外食で食べれば自動で気に分かるようになればよい
    • 体験価値がどうかわるかが重要(X toEarn)
    • 本質的には外食は内食よりも健康になれる可能性が高い
      • 栄養,量の管理をされているため.
      • パーソナライズ (あとは個人への最適化のみ)
Subscribe to Sakai Manufacturing Lab.
Receive the latest updates directly to your inbox.
Verification
This entry has been permanently stored onchain and signed by its creator.