序章

Lumozチームによって立ち上げられたETH Layer2であるZKFairエコシステムイベント「DragonSlayer」第二弾がスタートしました。第一弾に参加していない人でも不利なく参加でき、仮に最終日から参加してもリワードを得られるので途中参加の方も是非この機会にイベント参加をご検討ください。

なお、イベント詳細について説明する前に、重要なファンダメンタル情報があったのでそこにも触れておきます。その後に、初心者向けのHowTo、具体的なイベントの攻略情報(いくつかのイベントタスクは難しいプロセスが含まれる)について解説します。

ファンダメンタル情報

ZKFairのイベントに参加すると、USDCに加えて「Lumozポイント」が貰えます。これらは将来Lumozがトークン上場した際のトークンエアドロップの分配指標として活用される予定であり、エアドロハンターやZKFairエコシステム貢献者が集めているものの一つです。そのLumozが3/20にOKXとKUCOINからのプレAラウンドの資金調達を完了したことが告知されました。https://x.com/LumozOrg/status/1770284858302152777?s=20

OKXとKUCOINは、Binanceと並ぶグローバル仮想通貨取引所として知られています。Web3領域のプロジェクト規模やトークン価格(=起業時価総額)は往々にしてどんなVCがバックについているかによって評価されますが、これは特に期待のもてる情報となりそうです。

🔸Lumozとは？

ZK Rollup as a Service(ZKRaaS)というコンセプトでブロックチェーンインフラを開拓しているプロジェクトです。ZKロールアップとは、ゼロ知識証明という技術を使ってブロックチェーンの利用者が支払うガス代(手数料)を削減したり、取引そのものの安全性を高めたりするのに活用されています。他にもブロックチェーンの機能をモジュール化したり、AIインテグレーションを進めたりしており、Lumozは業界内でトップクラスのインフラリーディングカンパニーです。

※ZKRaaSの理解のためには以下の記事をご参照ください(OpsideはLumozにリブランディングされました)
mirror:：https://mirror.xyz/0x5783663beDc590CCD5b5bE910925C3b928a46fAE/Rl40qrD9pptFm7iFHoZ9R3f8mOulRJcMsi0TtfoxUnM
ReadON：https://post.readon.me/share?content_id=846207&lang_type=JA

DragonSlayer完全ガイド～初心者編～

このセクションではZKF Mainnetを使っていなかった方がイベント参加できるようになるまでの流れを解説します。既にZKF Mainnetをウォレットに導入済みで、ガス代のUSDCを保有している方は次の章「DragonSlayer完全ガイド～フルコンプリート編～」をお読みください（具体的にクリアが難しいタスクの攻略方法も書いています）

🔸ZKFairメインネットをウォレットに導入
🔸ガス代のUSDCを用意
🔸DragonSlayerに登録
🔸DragonSlayerのルール

🔸ZKFairメインネットをウォレットに導入

Chainlistへアクセスしてウォレットを接続し、検索窓にZKFと入力するとZKFairメインネットを追加するボタンが表示されます(Connect Wallet または Add to Metamask)。ボタンを押せばこのプロセスは完了です。
URL：https://chainlist.org/

🔸ガス代のUSDCを用意

イーサリアムメインネットで取引する時にガス代でETHが必要になるのと同じように、ZKFairメインネットで取引する時はガス代としてUSDCが必要になります。USCDを準備するには主に2つの方法があります。

※ガス代としてのUSDCは約20ドルくらいあれば一旦は十分です。すべてのタスクをクリアしたい方は追加でUSDCやZKFを準備する必要になるので次の章「DragonSlayer完全ガイド～フルコンプリート編～」をご確認ください。

(1)CEXから送金する

Bybitなどの取引所はZKFairメインネットに対応しているので、そこで購入したUSDCをお手持ちのEOA(メタマスクなどのウォレット)に直接送金すればOKです。この際、送金するチェーンがZKFairメインネットになっていることを必ず確認してください。

(2)ブリッジサイトを利用する

既に、他のチェーンでUSDCを持っている場合はブリッジサイトを利用しましょう。ZKFairの公式サイトでもブリッジができますが、mesonを利用すると同時にタスククリアもできます。

【ZKFair公式サイト】
URL：https://wallet.zkfair.io/
対応チェーン：イーサリアムメインネットからZKFairメインネットへの送金に対応(逆も可能)
イーサリアムメインネットにUSDCがあるならそれを送金するのが最短経路。イーサリアムメインネットにUSDCがない場合は、後述のブリッジサイトを使うことをお勧めします。

【meson】
URL：https://meson.fi
対応チェーン：画像参照
今回のイベントで「100USDCをZKFairメインネットに送金する」というタスクがあるのでここでやっておくのがおススメです。牡蠣画像のいずれかのチェーンにあるトークンをUniswapなどのDEXでUSDCに交換し、このサイトを使ってZKFairメインネットにUSDCを移動しましょう。

【Orbiter Finance】
URL：https://www.orbiter.finance
対応チェーン：画像参照
このブリッジサイトもZKFairメインネットをサポートしています。※サイト内でポイントキャンペーンを行っているので参考として掲載しました。

🔸DragonSlayerに登録

(1)招待コードの取得

イベントに参加するためには招待コードが必要になります。コードはZKFairDiscordで配布されているほか、Ｘやαコミュニティでも配られているのでご自身で探してみてください。
※1人あたり5個招待コードがあるのでほぼ確実に手に入ります

(2)参加登録

DragonSlayerの特設サイトにアクセスしてウォレットを接続します。招待コードを入力し、Discord参加やXフォローをすることで参加登録が完了です。

🔸DragonSlayerのルール

【基本ルール】

DragonSlayerは「ボス」にダメージを与えて、与えたダメージの総量に応じてランキングがつけられます。ランキング上位であるほど多くのUSDCとLumozポイントを貰えます。
ダメージを与えるにはGALXEのタスクをクリアする必要があります。タスクをクリアするとボスに攻撃できる「アタックポイント」が貰えます。

※正確には、GALXEタスククリアでBOXが貰えます。BOX内にはアタックポイントがランダムに入っているので運要素も含まれています。
※GALXEタスククリアからアタックポイントの付与には最大1~2時間のタイムラグがあります
※DragonSlayerの特設サイトにアクセスしてアタックしないとボスにダメージを与えることができません。タスククリア後は必ずアタックボタンを押すようにお気を付けください。

【報酬設計】

■賞金プール

500万Lumozポイント＋6,000USDCの山分け

■追加賞金

イベント終了時点のボスの残り体力に応じて報酬額が増加します。

・残り75％：550万LumozPoints＋6,600USDC
・残り 50％：450万 LumozPoints＋7,800 USDC
・残り25％：800万LumozPoints＋9,600USD
・ボス撃破：1,000万LumozPoints＋12,000USD

■特別報酬

登録時に自動的にチームが振り分けられます。各チームのトップランカーには追加の報酬が配られます。
⇒招待コードを使って他のユーザーを招待すると、そのユーザーがボスにダメージを100与えるたびに追加のアタックポイントを獲得できます。アクティブなユーザーを招待することによってランキング上位に入ることができるでしょう。

DragonSlayer完全ガイド～フルコンプリート編～

後はGALXEのタスクをクリアして、しばらく待って付与されるアタックポイントを使ってボスにダメージを与えればOKです。いくつかの推奨タスクや難しいタスクについて解説します。

推奨タスク

meson

他のチェーンからZKFairに100USDCと0.11ETHをブリッジするというタスク。USDCはZKFair内でガス代として使えるので、初心者がガス代のUSDCを送金するならmesonの利用を推奨。ETHは任意のチェーンからZKFairに移動した後、ZKFairメインネットで使わない人もいるかもしれません。その場合は、先述のorbiterを使って元のチェーンに戻せばorbiterのポイントを獲得できます。

ReadON

我らがReadONもZKFairメインネットをサポートしています。無料でミントできるので必ずやっておきましょう。ちなみにReadONは今年度中にTGEを予定しているそうです。何がエアドロップ条件になるかは未定ですが、こういったインフラレイヤーとのコラボレーションもやっておくのが安心かもしれません。

難しいタスク

SideSwap

10,000ZKF以上を流動性提供する必要があります。合わせてUSDCも必要になるので、150ドル近くのトークンを用意しておく必要があります。流動性提供を継続したくない人は、GALXEのタスククリア後に資金を引き出すことができます。
なお、ZKFはBybitなどで取り扱っている他、SideSwapでもUSDCと交換できます。

Relation

Metamaskの場合、3/21時点ではPCから接続しようとするとエラーが発生したため、スマホからのサインインを推奨。ガス代として0.008ETH以上をRelationのウォレットに送金します(対応チェーンはBase,Polygon,Arbitrum,OP mainnetの4つです)。送金後にガソリンアイコンを押してETHをトップアップするとアカウントが有効化されます。その後、SBTをフリーミントすればタスク完了です。

今回は第一弾と比べて数日以上にわたってタスクを行い続ける必要がないので、1-2日で全てのタスクをクリアすることができます。ただし、タスククリアからアタックポイントが反映されるまでタイムラグがあるので、その点だけ注意して余裕を持って取り組みましょう。

ZKFairについて

ZKFairは、LumozというZK-RaaSプロバイダーによって立ち上げられた、Polygon CDKとCelestia DAに基づく世界で最初のコミュニティ主導型のETH L2です。トークンアロケーションは、投資家割り当てなし、予約なし、事前マイニングなしで、100％のトークンがコミュニティにエアドロップされました。
ウェブサイト：https://zkfair.io/
Twitter：https://twitter.com/ZKFCommunity
Discord：https://t.co/Zk0rWtWo8z