こんにちは!!
本日は、承認欲求とSNSの関係性というテーマについて書いていきたいと思います!
時代の発展、インターネットの普及によって今や若い子(早ければ小学生)から携帯を持つようになり、YouTube、ツイッター、インスタ、TikTokと様々なSNSを場面を問わず、どんなところでも使えるようになりました。
以前までは有名人が発信する情報に食いついて盛り上がるという時代でしたが、今では誰でもSNSを通して自ら情報を発信することができるようになり、ネットには様々な情報が飛び交うようになりました。
そんな時代になったからこそ、同じような情報が飛び交うことで情報自体に価値が薄れ、誰が発信するかによって情報を受け取ってもらえるかが決まるようになっています。
要は、SNSで情報を発信しても無視されることが多くなったということです。
みんながみんな自分を見てほしいと思っているわけではないと思いますが、人間の持つ欲求の中に「承認欲求」というものがあります。これを簡単にいうと、私を認めてです。
無視されると悲しくなり、見てほしい!というのが人間の持つ欲求です。
SNSが普及したこんな時代だからこそ、承認欲求が満たされない人が多くなり、過剰に求めるようになっているのではないかと思い、今回の内容を選択して調べてみました!
⚠️あくまでも、今回は承認欲求とSNSの関係性の話をします!
個人的には、承認欲求と家庭環境の可能性も大いにあると思っているので、そのうちそちらについても書きたいと思っています!
欲求を語る上でまず抑えておかなければいけないことがあります。
それが、下の図にもあるマズローの5段階欲求になります。誰でも一度くらい見たことがあるのではないかというくらい有名な図になります!
下から順番に、求められる欲求になります。
簡単に表すとこのような感じになります。
1つ下の欲求を満たすと上の欲求を求めるようになります。
↓ここについて詳しく書いてありますので読んでみてください!
この中で今回は『承認欲求について』深掘りしていきます。
承認欲求とは、単に集団に所属するだけでなく、所属する集団の中で高く評価されたい、自分の能力を認めたいという欲求である。
※引用:SNS が発達した時代における承認欲求の満たし方
さらに、承認欲求には2つに分類されます。
低次の欲求(他者承認欲求)
→他人から認められたい、尊敬されたいという欲求である
高次の欲求(自己承認欲求)
→自分で自分を認めたいという欲求である。
→両者の大きな違いとして評価の基準が他者にあるか自己にあるかです。
ただ、最近よく使われる承認欲求という言葉では、圧倒的に他者承認欲求が多い傾向にあると感じます。
その傾向に傾いた大きな要因として考えられるものとして冒頭でも話しましたが、インターネットの普及よるSNSの発展だと思います。
ツイッター、インスタなど気軽に自分の好きなように投稿ができると同時に、”いいね”や”リツイート”という自分の投稿にどれだけの人たちが興味を占めてしているかを可視化することができる機能がついていることによって”いいね”が欲しい!という思考を生み、結果として他人から認められたい、見られたいという他者承認欲求が高まったのだと思います。
現在では、18 歳のなかで 94%がSNS の利用経験があり、うち 75.5%は友人とのやり取りに利用するという調査結果が出ているほどSNSが現代人と密接な関わりがあることが示されています。
自分のタブレットを今見てみると上の写真のようにたくさんのSNSアプリが入っているのではないでしょうか?
総務省(2018b)によれば,我が国では各種ソーシャ ルメディアの中で,LINE の利用率が最も高く,少しで も利用している人の割合が6割いる.海外で普及して いる Facebookの利用率は,日本は 4 割程度にとどまるが,米国では 9 割の利用率が報告されている.
引用:承認欲求とSNSの使用傾向の関連性
こちら↓も参考になります!
ただし、普及率に伴いSNS疲れという言葉がでるほど
というような、心理的ダメージを追っている人が多いようですね🙄
総務省(2018b)においても,ソーシャルメディアがも たらす弊害として,「自分の発言が自分の意図とは異なる意味で他人に受け取られてしまった(誤解)」 「ネ ット上で他人と言い合いになったことがある(けんか)」 「自分は軽い冗談のつもりで書き込んだが,他人を傷つけてしまった」などが指摘されている.
※引用:承認欲求とSNSの使用傾向の関連性
ソーシャルメ ディアを利用することで生じたトラブルの経験については,同調査において,日本では 23.2%,米国では 56.9%が報告されている。一方で,ソーシャルメディアを活用して,何らかの形でよかったと思えたことがあると回答した割合(日本)は,7 割いることが報告されている.
※引用:承認欲求とSNSの使用傾向の関連性
このような調査が示すように、よかったと思う人が多い中でもトラブルを経験したなどのSNS利用者も多くいますので注意が必要です。
常に他人を気にして生活しすぎてしまうことにより、他者との関わりを保つためにお互いが傷つかないように当たり障りのない言葉、表現を使い人間関係を構築していこうとする傾向が強くなった結果、自己表現が苦手で周りに合わせる人が増えているのではないかと言われています。
メリット、デメリットを見てもわかる通り、SNSの全てが悪影響である!というわけではなく、情報を自分からコストをかけずに手軽に取りに行けるというのは僕自身もかなり情報収集に役立てているため、非常に素晴らしいツールだと思います。
ただ、そこに投稿することで相手からの反応が気になってしまうという他者承認欲求が乗っかってしまうと、デメリットの部分が多くなってしまうため気をつけなければならないツールに変わってしまいます。
正しく承認欲求を満たそうとしたときにどうしたらいいのか?
結論からいうと、
『SNSで他者から認められようという気持ちを捨てましょう。』
先ほども、言いましたがSNSは使い方が正しければ情報収集、新たな関係作り、などにかなり強いツールです。
逆に、自分を認めてほしい、見て欲しいという他者承認欲求が強い使い方をしてしまうと心理的にキツくなってしまうため、SNSを通して自分を認めて欲しいという使い方は危険です。
SNSを使わずに”自己承認欲求”を満たすことが重要になります!
自己承認欲求は先ほども定義しましたが、自分で自分を認めたいという欲求のことです。
今日からできる自己承認欲求を満たすために方法として2つあげます。
→人は自分ができることに対して「できるから当然、評価に値しない」とだいぶドライに評価してしまいますが、当たり前にできていることはそうなるまでにもたくさんの苦労を積んでできるようになったわけなので、それが意識せずに今でも継続できているのは、しっかり自分のものにできるくらい成長できているということです!それは、「よくできた!!」と自分を褒めるようにしましょう!
→まだ結果には出ていないけど、自分のやっていることの方向性は間違っていないし、このままやっていけば大丈夫!という風にプロセスを見て自分を褒めるようにしてあげましょう!!
※あくまでもプロセスはしっかり考えた抜くことが重要です!(ここを適当にしてプロセスを褒めるのはNGです)
このように、他者から褒めてもらうのではなく、自分のやっていることに対して自分自身を褒めてあげることで自己承認欲求を高めることができます。他者の目が気になることが多くなった現代だからこそ自分のことを自分でしっかり見て、評価して、褒めることによって承認欲求を満たすことができるのではないかと思っています!
承認欲求は、自分の評価をしっかり測り自分の価値を明確にすることで前に進む力に変えることができます!他者承認欲求ではなく、自己承認欲求を満たしましょう!!
かなり、長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!