こんにちは! 本日は、『学校の勉強とスポーツでの頭の回転の関係性』というテーマで、スポーツをする子供の保護者さんが頭を抱えているであろう、”お子さんの勉強嫌い問題”をどのように誘導したら、勉強をするようになるのかについて書いていきたいと思います! !\[]\(https://why-what.net/wp-content/uploads/2021/04/child-945422\\\_1920-300x200.jpg) ## 勉強嫌いな子供たち スポーツばかりやってないで勉強もちゃんとして!! こんな風にお子さんに言ったことありませんか? スポーツをする保護者さんに限らず、多くの保護者さんが抱える悩みの中に”お子さんの勉強嫌い”があると思います。 \*\*スポーツは大好き!でも、勉強は大嫌い!\*\* こんな考え、スポーツをする子供たちに多いと思います! 僕自身もまさしくスポーツ大好き、勉強大嫌いな子供だったのでよく子供の時に「勉強もしっかりやりなさい!」と言われた経験があるのでなんとなくイメージできます笑 勉強しなさい!といってもなかなか真剣に取り組まず、成績が上がることもなく停滞したままの状態をずっとキープしているなんてしょっちゅうあるので、保護者さんとしては『うちの子大丈夫?』と心配になると思います。 そんな保護者さんの心配を裏腹に子供たちは子供たちで、 Q,なんで勉強しないといけないの? そんな風に思っている子供も多いと思います! 保護者さんの\*\*勉強してほしい\*\*という願いがうまく届いておらず、子供たちは\*\*勉強なんて必要ない\*\*と思ってしまっている、ミスコミュニケーションが起きているケースが容易に想像できます。 これでは、両者にとってもったいないです! そこで今回は、そんなスポーツ大好き、勉強大嫌いというスポーツ少年少女にどのように伝えれば勉強もスポーツ並みに頑張れるようになるのかを『勉強をすればスポーツもうまくなる』という観点から書いていきたいと思いますので、参考になれば嬉しいです! ## 脳の考える領域をお互い使っている Q,勉強すればスポーツが上手くなるとは、どういうこと? 今そんな風に疑問に思った方もいると思いますのでこれからご説明します! 一見、”スポーツ”と”勉強”って関連性が低いように見えると思いますが、両者には絶対的に重要で、必ず共通して使われるものがあります。 それが\*\*脳\*\*です。 難しいことは省きますが、\ 特に脳の\*\*考える領域\*\*の機能がすごく重要なのです! \* スポーツをしていてとっさに状況判断をするために考えること \* テストで問題を読み正しい解答を出すために考えること 全然違うように見えますが、考えるといった脳機能はお互い同じ使い方をします! こういう書き方をしてしまうと誤解を招きそうですが、この段階では考える機能が同じだから勉強すればスポーツでも使われるのね!といったことではないということです。 スポーツの場面という特殊な環境下で状況判断は、たくさんの経験を積み重ねた結果としてできるものなので、勉強をしたからといってすぐにできるものではありません。 ## 学習しないとうまくなれない そもそも、 > \*\*スポーツが上手くなるためには『学習=考える』が必要です。\*\* 先ほども書きましたが、スポーツという特殊環境での状況判断は\*\*経験を積み重ねた結果\*\*と言いましたが、その経験を積み重ねるには学習が必要なのです。 1. なんとなくいろんなことを経験してその後を考えない 2. いろんなことを経験し次にどのように活かせるかを考える この2つは同じ”経験”という分野にまとめられますが、その後の経験の積み重ね方には大きな差が生まれます。 要するに、\*\*結果として現れるスピードが全然違う\*\*ということです。 1よりも2のほうが、すぐに結果を出すことができます。 それは、しっかり学習することができているので経験をうまく積み重ねることができるからスポーツの場面という特殊環境でも力を発揮することができるということです! 学習することができていない経験は、なにも積み重ねることができないので何度も何度も余計な失敗を繰り返すことになるけど上達しないという沼に陥ります。 ## 学習の練習をするのが『学校の勉強』 うまくなるには、学習が大事!!と言いましたが、いきなりスポーツで学習しよう!としてしまうとかなりハードルが高いと思います。 \* どう学習するの? \* どう考えればいいの? 今まで考えたことがあまりない人にとって、いきなり考えて!というのはなかなかできるものではありません。できる人にとっては簡単なことですが、かなりハードルが高いのです。 では、何をしたらいいのか? 子供たちにとって1番ハードルが低く、毎日必ずやるもの。 それこそ、\*\*学校の勉強\*\*です!! \* 記憶 \* 順序立て \* 計算 \* 意味の変換 など、様々な考える力を身につけることができます! 大嫌いな子がいきなり、全ての勉強を頑張ろうとしてしまうと慣れる前にパンクしてしまうので、特に最初は『算数や数学』から頑張ってみるといいでしょう! 算数や数学は、暗記系と違い、正解を導くためにかなり考える力を使うので、考えるという行為に慣れるには最適だと思っています! !\[]\(https://why-what.net/wp-content/uploads/2021/04/library-869061\\\_1920-300x200.jpg) ## どのように子供たちに伝えるといいか では、ここまででスポーツが上手くなるには学習=考えることが重要だとご理解いただけたと思います! では、最大の問題である、それをどのように子供たちに伝えるか? ポイント \* 上手くなりたいなら考えられるようにならないといけない \* 考える練習を簡単にできるのは学校の勉強 \* 勉強は、スポーツを上手くなりたいからやるということ この3つを意識して伝えることができれば、スポーツと学校の勉強を関連つけることができると思いますので、お子さんの「勉強嫌いだから勉強しない!」ではなく「勉強はスポーツを上手くなりたいからやろう!」に気持ちを変えることができるのではないかと思っています! これは、あくまで僕の仮説であって実際に子供達にもそのように伝えています! なら、勉強しよう!といっている子供も出ているので関連づけとしては効果ありだと感じていますので、もしお困りの方がいらっしゃいましたら使ってみてください!! ## \*\*まとめ\*\* > \*\*”スポーツ”と”勉強”はトレードオフでどっちかしか成果がでないと思われているかもしれませんが、スポーツが上手くなりたいなら勉強で学習の練習をする。それで勉強の成績も上がり、スポーツも上手くいくことができればさらにお互いのやる気も高まると思います!\*\* 勉強して欲しいなら勉強がスポーツに役立つということを伝えてみてください! 本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!