楽観的なニュースレター🔴🔵 #21 パート1

November 9th, 2023

まず初めに、原文のニュースレターの新規購読者を歓迎します。このニュースレターに、コメント、サポート、「いいね」をしてくださった読者の皆様に感謝の意を表したいと思います。そして、原文を提供してくださった Subli_Defi ありがとうございます！無料で購読し、新しい投稿を受け取って下さい！！！

今回は、以下のトピックを取り上げます。

1. Superchainエコシステム: Mode Networkの詳細

Mode Networkは、OptimismのSuperchainの一部としてOP Stack上に構築された新しいチェーンです。ブロックチェーン業界のOGとプロのマーケティング担当者によって設立され、新しいモデルとしてOnchain Collaborativeに基づいて構築されています。

2. プロジェクトアップデート: Oathエコシステムの新時代

この3ヶ月間、Oathエコシステムは大きな壁を乗り越えました。Ethos Reserve V2、Oath Chapters、Digit.xyz、そして新しい$OATHトークノミクスの詳細を見てみましょう。

3. ポッドキャスト: プロジェクトインタビュー（最新情報＆ロードマップ）

この2週間、LiveShowでEntangleとOpenCover & Nexus Mutualのインタビューを受けることができました。ニュースレターの最後にポッドキャストがあります。

ガバナンスのスケジュール

1. Mode Networkの詳細

進化し続けるブロックチェーン技術の中で、将来の大胆なビジョンを持つ新たな候補が現れました。OP Stack上に構築され、Superchainの一部となる予定のL2であるModeは、Ethereumのエコシステム内のグロース（成長分野）向けに設計されています。Modeはグロース第一のアプローチで、Web3を再定義することを約束しています。

グロース向けのLayer2

Modeの設計者たちは、ブロックチェーンの最大のエコシステムのOGで、あらゆる経験を元にModeが誕生しました。それは、開発者、ユーザー、プロトコルをサポートするだけでなく、積極的にグロースプロダクトにインセンティブを与え、報酬を提供するL2を目指しています。Modeメインネットは、画期的な機能を備えて立ち上がる予定です。

コントラクト保証収益: 開発者は、展開するスマートコントラクトによって生成される手数料の一部を獲得します。
紹介収益: ネットワークへ新しい参加者を紹介する人々には報酬が用意されており、成長と協力の文化を育成します。
プロジェクト成長ダッシュボードとツール: 一連の分析および統合されたツールで、開発者が効果的にアプリケーションとコミュニティを拡大するのを支援します。

Modeの野心は、単なる優れたL2プラットフォームを確立することだけでなく、Superchainエコシステム内のユーザーと流動性の中心的なハブとなることです。

エコシステム構築へのアプローチ

Modeは、初期の2010年代のインターネット企業のプラットフォーム中心のモデルからインスピレーションを得ており、Shopifyなどの成功事例から学んでいます。まるでShopifyがストアの構築からグロース向けの統合プラットフォームに進化したように、ModeはWeb3の開発者に包括的なダッシュボードと最先端のツールを提供する予定です。

Modeネットワークを支えるプロダクト

Spindl: 最新のWeb3分析ツール
Guild: 自動化されたコミュニティ管理ツール
Addressable: ターゲット向けのWeb3広告キャンペーンを展開するためのソリューション
Galxe: Web3コミュニティを構築するための主要なプラットフォーム
JokeRace: ガバナンスへの参加ツール
3RM: 関係管理のためのWeb3 CRM
Quest Terminal: Rabbitholeによって開発されたオンチェーンアクション向けのエアドロップ

これらの統合は、開発者が流通チャネルに対する比類のないアクセスを提供し、持続可能なオンチェーンビジネスを構築および拡大するのに役立ちます。

Modeエコシステムに参加しよう

Modeは、パブリックテストネットに参加するプロダクトを積極的に募集しており、DiscordとTwitterを通じてサポートを提供しています。すでにさまざまなアプリケーションとプロトコルが参加しておりエコシステムは賑やかです。

テストネットに展開済みのプロトコル

Mode Bridge: エコシステム内でシームレスなTxを実現するネイティブブリッジ
Thirdweb: オープンソースのWeb3開発スタック
Pyth: 数多くのブロックチェーンでリアルタイムの市場データを提供するオラクル
Blockscout: 包括的なオープンソースのブロックチェーンエクスプローラ

進行中のプロトコル

Hyperlane: ブロックチェーンを接続する相互運用性レイヤー
Covalent: ブロックチェーンデータのための統一されたAPI
Snapshop: 分散型ガバナンス投票プラットフォーム

近日公開のプロトコル

Connext: トップの相互運用性プロトコル
The Graph: ブロックチェーンデータを整理してアクセスするためのプロトコル
Aori: 分散型のオプションおよびスポット取引のためのインフラストラクチャ

Modeの協力者になる

Modeは、Cooperatorsと呼ばれるアンバサダープログラムを開始しています。このイニシアチブは、繁栄するModeコミュニティとその共同成長へのコミットメントの証になります。Cooperatorsになると、次のことができます。

Modeのコアチームへの直接アクセスを得る。
メンタリングと実務経験を通じたキャリア開発の機会を受ける。
Modeの新リリースやエコシステムプロジェクトへの早期アクセス。
貢献に対する競争力のある報酬を受け取る。

詳細はこちらで確認し、申し込みができます。注意: 数に限りあり

現在はテストネットが利用可能で、メインネットは2023年末〜2024年初めに予定されています。ModeはL2を構築するだけでなく、協力がグロースの基盤であり、すべての貢献が評価されるエコシステムを構築しています。アプリケーションレイヤーを優先し、開発とグロースのための堅牢なツールを提供することで、ModeはEthereumエコシステムでの大規模採用の次なる波の舞台を用意しています。

Discord: https://discord.com/invite/modenetworkofficialMirror: https://mode.mirror.xyz/

2. Oathエコシステムの新時代

ここ最近、OathエコシステムはByte MasonsやOath Foundationの、驚異的な作業とアップグレードが行われました。アプリケーション間のモジュラー性が内部エンジンを通じて構築される世界で、Defiスペース全体で最適なリスク/リターン比を目指しています。この記事では、次の4つの重要なトピックについて詳しく見ていきます。

Ethos Reserve V2
Oath Chapters
Digit.xyzのローンチ
$OATHトークノミクスの刷新

1. Ethos Reserve V2

Ethos Reserve V1はすでにニュースレター#8で紹介しています。ここでは、V1からV2へのアップデートに焦点を当てています。まず初めに、Ethos ReserveはLiquityやその他のCDPプロトコルと違いがありますか？ これは、遊休担保を信頼できるパートナーである貸出市場やイールドアグリゲーターに再担保化し、利回りを獲得する機能です。蓄積された利回りは、$OATHを市場から購入し、インセンティブとしてStability Poolに分配するために使用します。

Ethos ReserveのV2は、ほとんどのステーブルコインがペグを保つことができないことが明らかになった後に開発されました。ペグが>1または<1である場合、どちらの状況も大規模なユーザーや機関にとってはネガティブです。

では、V2ではどのような変更がありますか？

Liquid Staking Tokensを新しい担保資産として追加
ワンクリックでポジションをレバレッジ
Yearn Financeと提携して預けられた担保から生成される利回りの向上
TVLの増加とさらに多くの$ERNが発行されるにつれて、ステーブルのために生成されるリターンはそれに比例して成長

LSTで裏付けられたステーブルコインは、ペグを下回らないようにするためのいくつかの問題があります。（Gravitaプロトコルの$GRAIなど）上記の変更は、より安定したペグ管理をサポートするために必要な理由です。

$ERNの高いリターンにより、マーケットメーカーが市場で$ERNを購入する必要性が生じ、高い入札圧力とペグを上回るステーブルコインにつながります。そして、LSTへのサポートを追加することで、LST保有者はLiquid Staked Tokenをレバレッジしてさらに$ERNを発行し、$ERNを空売りすることができます。したがって長期と短期の需要をとることができると想定しています。

2. Oath Chapters

もし今、OP StackがL2の標準であると理解しているならば、Oath ChaptersはDefiプロトコルの標準となるでしょう。Oath Chaptersは、Ethos Reserveのコードベースに基づく最初のDefiライセンスモデルです。他のビルダーにもたらす恩恵は以下のとおりです。

共有のセキュリティ
共有の価値
共有のビルディングゴール

その目的は、「Oath Foundationのサポートを受けながら、その技術スタックを利用して独そのビジネスを開始し、独自の関係を構築できる能力を他のチームに与えること」である

これがOathエコシステムと関連している理由は、収益共有プログラムが導入され、その収益がOathエコシステムにリダイレクトされ、その収益によって$OATHをバックアップし、Ethos Reserveのユーザー/ステーカーに報酬が提供されるからです。最初のOath ChapterはMantle上に展開されました。AURELIUS FINANCE

これはEthos Reserveのコードベースを使用し、それに統合型の貸出プロトコルを追加することで、$AUSDステーブルコインのための簡単で不変かつ予測可能な収益源を提供します。どのように？

担保を預けることで、ユーザーは$AUSDを発行し、その$AUSDは貸し出しプロトコルの供給側に預けられます。借り入れ需要はしたがって非常に安価となり、これにより借り入れ側の需要が高まり、$AUSD（貸し出し側）の収益が増加し、CDP担保預金も増加します。この結果、AUSDの借り手と貸し手の間で正のフィードバックループが形成され、AUSDの発行者は貸し出しプロトコルの借り手にかかるコストを低減させ、その借り手は提供された担保の対価としてAUSDの発行者に支払いを行います。=> CDPと貸し出しプロトコルの違いについて詳しく知りたい場合は、Newsletter #21-2をお見逃しなく。

Mantle_AllDayの協力によるものです。

Oath Chaptersの次の予定は何でしょうか？

リアルワールドアセット: 国債、REIT、低リスクまたは元本保証商品
デルタニュートラルステーブルコイン: Defiアセットマネージャーと提携
他のチェーン上にOath Chaptersを展開

3. Digit.xyzのローンチ

Defiの一般的な標準は、プール内の預金のサイズ/シェアに基づいて流動性提供者に報酬を与えています。Digitは、Byte Masonsによって設計されたコントラクトで「Reliquary」というものに基づいて構築されてます。これは報酬の分配に関してDefiの新たな標準となることを目指してます。そのため、報酬はポジションのサイズだけでなく、ポジションの成熟度（預金からの経過時間に基づく）にも基づいて流動性提供者に分配されます。要するに、ポジションを保持する時間が長ければ長いほど、報酬が多くなります。

Reliquaryを使用したユーザーへの報酬分配

このテクノロジーは、Beethoven X（Balancerのフォーク）で初めて使用されました。今、Digit.xyzではステーブルコインの興味深い収益を見つけることができます。預金の期間が6か月に達すると、最大の収益が期待されます。（ガバナンスを通じてVaultごとの分配を変更可能）Ethos Reserve V2がライブになると、報酬の範囲は、新しく作成されたものと時間の経過に伴って成熟したものの違いを示しています。報酬はVault内で自動的に複利化され、基礎となるポジションを時間とともに成長させます。

4. $OATHのトークノミクスの刷新

この記事を読み進めるにつれて、現在構築されているDefiのレゴがどれほど多彩であるかの理解が必要です。$OATHトークノミクスの刷新も、最も重要なレゴの1つです。

流動性の分断を防ぎ、OPメインネット上で最も深くインセンティブが与えられた$OATH流動性を構築する
オプショントークン$oOATHの活用。これが何か分からない場合、ポッドキャストを聞くか、書面のノートを読むことを強くお勧めします。

オプショントークンと、それを拡張したoOATHは、効果的にシビルファーマーに課税し、その価値を長期の流動性提供者に転送することによって、プロトコルとその忠実なユーザーを一致させます。oOATHの場合、この「課税収入」は、エコシステムを流動性でサポートするbOATH保有者に配布されます。
$bOATHのユーティリティの増加。（これは$OATHの80%とWETHの20%から成る利回りを生み出す資産）LPのリンクはこちらです。
1. Chaptersトークンのエアドロップ
2. Ethos Reserve＆Reaper Farmからのプラットフォーム手数料
3. $oOATHの収益
すべてのこの収益は、Digitを介して時間加重報酬で分配されます。