Aptos Validator AIT2の建て方
July 3rd, 2022

1. 目的

AptosにおいてValidatorの構築方法を記載します
AptosはDPoSのため、テストネット以外で作成すること以外はほぼないと思いますが、2022年5月から報酬付きのテストネットが開始されます

Validatorを建てて、テストネットに貢献するとAptosトークンでの報酬が付与されますので、ぜひ参加ください

注意事項

※ すべてPacific Timeでの記載です。日本との時差に注意してください

6月30日**
**登録が始まります。ノードとIDの検証が始まります。

7月7日**
**ノード登録がロックされています。本人確認を完了するまであと48時間です。

7月11日**
**選択プロセスは終了します。電子メール通知が送信されます。

7月12日**
**Aptos IncentivizedTestnet2は正午に稼働します。バリデータースコアが開始されます。

2. 要件

  • CPU: 4 cores (Intel Xeon Skylakeより最新)
  • Memory: 8GiB RAM
  • Storage: 300GB以上
  • Network
    Validatorの場合: 6180, 9101 (登録時のみでOK)ポートの開放
    FullNodeの場合: 6182, 9101 (登録時のみでOK), 80, 8080ポートの開放

こちらの公式のサイトより参照しています

3. 導入方法

3-1. 事前準備

サーバの準備が必要になります
こちらの記事を参考にして、サーバを用意してください

サーバスペックや、セキュリティルールについては今回の要件にあわせてください

AIT1で明らかになりましたが、地理的な分散性を重視されるようです
AIT1は合格者100名に対して2名が日本から選出だったため、
今回のAIT2での枠が約200名とのことのため、約4名ほど選出されると想像しています

応募者があまり建てない都市でサーバを建てると選出されやすくなるかもなので、ぜひトライしてみてください

3-2. Install方法

3-2-1. エンジニアの人

ぜひ、スキルアップ & Aptosの知識の取得のためにも、公式手順書でトライしてみてください

**
3-2-2. 初心者の人**

簡単に建てれるようにInstallerを作成しました。

Aptosでは、地理的な分散性やLayer1 for everyoneの実現のために、AIT1ではスキルベースではなく地理的な分散性以外では完全にランダムに選出されました。
今回のAIT2でも同様になるかは不明ですが、地理的な分散性は引き続き重要項目であるため、ぜひトライして分散化に協力してください。

3-2-2-1. サーバにログインする

3-2-2-2. Rootユーザ (特権ユーザ)になる

sudo su -
cd &HOME

3-2-2-3. installerをダウンロード & 実行

wget -O installer-validator-ait2.sh https://raw.githubusercontent.com/qyeah98/aptos/main/validator/installer-validator-ait2.sh

chmod +x installer-validator-ait2.sh

./installer-validator-ait2.sh

3-2-2-4. usernameを設定してEnterを入力

日本語、全角文字は使用しないでください (エラーになります)

ここでは、qyeah-ait2と入力しています

3-2-2-5. この画面が出れば完了です

赤枠の箇所の情報が、テストネットの登録に必要になってきます。
メモしておいてください

4. 登録

どの情報を登録するかの補足をします

PUBLIC KEYS

  • CONSENSUS KEY
    「3-2-2-5. この画面が出れば完了です」でメモしたconsensus_key
  • ACCOUNT KEY
    「3-2-2-5. この画面が出れば完了です」でメモしたaccount_key
  • VALIDATOR NETWORK KEY
    「3-2-2-5. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_network_key

VALIDATOR NODE

  • ADDRESS (IP OR HOSTNAME)
    「3-2-2-5. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_hosthost
  • VALIDATOR (NOISE) PORT
    「3-2-6. この画面が出れば完了です」でメモしたvalidator_hostport
    ※ 通常は、6180です
  • METRICS PORT
    9101
    ※ もし設定を変更しているようであれば、その値を記載ください
  • API PORT
    80
    ※ もし設定を変更しているようであれば、その値を記載ください

5. まとめ

以上でValidatorの構築は完了です。

Nodeのinstallの際には、私が作成したinstallerを使用しています。
どのように動いているのか興味がある人は、下記のGithubのリンクよりご確認ください

Subscribe to qyeah
Receive the latest updates directly to your inbox.
Verification
This entry has been permanently stored onchain and signed by its creator.
More from qyeah

Skeleton

Skeleton

Skeleton